愛知県男子by水野直門
愛知男子 総評 水野 直門
エントリー43名、出場41名。予選通過12名。
例年以上に多数の出場者があり、常連であっても仕上がりの悪い選手は予選通過すら難しい激戦となった。
予選通過ラインも、上位争いも僅差の戦いであり、審査員泣かせの試合となった。
その中で、小林選手が年々順位を上げ、昨年の2位から、ついに念願の優勝を果たした。
カムバックから優勝した加藤選手や、50代で優勝した細江選手と同じく、40代での優勝は見事であると言わざるを得ない。
優勝 小林計成
ラインナップでは、相変わらずインパクトのある体で、上位争いでは一歩抜きん出ていた。バランスや仕上がりも良く、脚のキレや背中の広がりは目を引いたが、例年に比べると体の張りがやや少ない印象であった。
2位 Yamada Kenned Alex
2位から5位までの選手は、特に僅差の混戦模様となった。
全体的にバルクとキレがあり、仕上がりも良い印象であった。
3位 越仮正敏
例年のように絞りが良く、ハードな仕上がりが目を引いたが、ドライな感じで、体の張りが少ない印象であった。全体的なバルクアップ、特に下肢のバルクアップが課題か。
4位 伊藤智也
全体的にバランスが良く、バルクもあるところから、今年も上位争いとなった。
体の欠点が少ない印象で、ポーズと仕上がりの改善で、更なる上位を目指したい。
5位 久野裕介
筋量、バランスが良く、プロポーションの良さが際立っている。ポージングも迫力があり、更なるバルクアップと仕上がりに期待したい。
6位 櫻山雅浩
仕上がりは良く、全体的にまとまっていたが、上位選手に比べるとやや目立たない印象であった。もう少し何かインパクトやアピールが欲しいところである。