男子 by小田敏郎
Aug/27/15 23:06
■ミスター愛知 (from:小田 敏郎)
エントリー27名決勝進出12名
一週間前(8/16)に東海大会が行われ、数多くの選手が2週連続出場となり、
調整失敗で、今大会のレベルは若干落ちるのではないかと個人的には心配していましたが、
そんな心配をよそに、むしろ、より良い仕上がりで今大会に挑んだ選手が多かった。そのため、
ハイレベルな戦いになった。 東海大会と愛知クラス別で表彰台に登った実力者が決勝進出を飾った。
今回の講評には、選手それぞれ、過去10年間のミスター愛知の結果を添付させていただきました。
添付する意味は各選手に自分の実績を見つめ直して欲しいからです。
『見える化』することで、自分が一所懸命頑張った1年間を下記の三つに分析し、
振り返ることが大切だと考えるからです。
1. 成績UP!
2. 現状維持
3. 成績Down!
ボディビルは常に進化しなければいけないスポーツ。
上記の3つのどれに当てはまるか、選手個人個人が振り返ってほしい。
まず、1と2に当てはまる方は、この先、1つでも自分の弱点を改善し良い成績へとつなげて欲しい。
3に当てはまる方は現状で満足せず、より高い目標に挑める様に継続しましょう。
最後にボーダーラインの選手へ、
決勝進出まであと一歩。
来年、確実に決勝残れるよう、この悔しい想いをバネに1年間頑張ってください。
1位 20 平野 貴己
(2012年4位、2013年6位)
今年度の東海大会オーバーオール優勝者。
デビュー戦から課題としていた『仕上がり』。今回は、ひと皮剥けてハードに仕上がることが出来たのが大きい。
存在感、重量感、ステージングも優勝者にはふさわしかった。
この先、全国大会に挑むには、大胸筋の改善と広がるポーズを最大限に修正するのは不可欠。
2位 14 細江 俊郎
(2005年6位、2006年4位、2007年6位、2010年8位、2011年5位、2012・13年3位、2014年2位)
今年度の東海大会70キロ級、2位の実績。
2週間連続で惜しくも優勝を逃した。
存在感、重量感、素晴らしい仕上がりが細江選手の持ち味。毎年、外さないことが素晴らしい。
ポーズをとると身体が小さくなる癖が、今回勝敗を分けたと思います。
ポージングの改善が望ましい。
3位 8 加藤 伸久
1995年東海大会の優勝者。
20年ぶりミスター愛知に姿を見せた加藤選手はオーラ、仕上がりそしてステージングはさすがです。
フリーポーズはゲストポーザー並みに多くの観客を魅了した。
全体的にもう少し厚みがほしい。
4位 5 小林 計成
(2013年7位、2014年4位)
今年度の東海大会65キロ級の優勝者。
東海大会より身体の張りを若干取り戻せたのですが、今大会にピークを合わせることができなかったのが残念。
ラインナップでは誰よりも目立つのだが、比較するにつれ、悪い癖のポージングにより、身体が小さくなり順位が下がってくる。
表彰台に登る為の条件:ポージングの改善。
強化が必要な部位:下腿三頭筋、前腕、大胸筋(特に上部)、脊柱起立筋(下部、大臀筋)
5位 25 甲村 隆一郎
(2014年5位)
今年度の東海大会75キロ級、3位の実績。
愛知クラス別より、仕上がりが進み、筋肉の張りと存在感は素晴らしかった。
優勝してもおかしくないのですが、比較するにつれ弱点が目立った。
今後の課題は下半身(特に下腿三頭筋)、前腕そして首を強化すること。
6位 26 長井 俊雄
(2010年5位、2013年9位)
今年度の東海大会75キロ超級、4位の実績。
長身のわりに細さを感じさせないバルクと誰よりも厚いミッドセクションが長井選手の持ち味。
東海大会に続き、バックポーズの下半身と脊柱起立筋(下部)の力が抜けること、
フロント・ダブル・バイセップスの背中が小さくなる癖を修正することが今後の課題。
7位 16 馬渕 祐輔
(2007年7位、2008年3位、2009・10年2位、2011年4位)
実力的にはいつでも優勝できると感じますが、バルクがあるにも関わらず存在感が非常に薄い。
もう少しアグレッシブにステージに立てば良いでしょう。
今後の課題はポージングをもっと大きくとること。
8位 7 箱岩 学
(2005年9位、2006年7位、2008・10年9位、2011年12位)
仕上がりとカットは素晴らしいですが、上位陣と比較になるとやはり筋量不足が目立った。
全体的にバルクアップが今後の課題。
9位 1 彦坂 篤徳
(2012年10位、2014年7位)
.1週間前の東海大会より仕上がりは良くなったが、もう少しハードな仕上がりが望ましい。
1次ピックアップは非常に浮腫んでいると感じましたが、順位づけでは水が抜けたせいか、
本来のポテンシャルが発揮された。
今後の課題は、やはり『きちんと』仕上げること。
10位 19 多治見 聡
(2006・07年9位、2008年5位、2009年9位、2012年8位、2013年12位、2014年3位)
今年度の東海大会70キロ級、5位の実績。
東海大会ではソフトな仕上がりでしたが、やはり1週間できちんと仕上げるのは不可能。
今大会もソフトな状態で挑むこととなった。
プロポーション、バルクそしてポージングにはまとまりがあるが、絞りが課題。
11位 17 久野 裕介
今年度の愛知クラス別70キロ超級、2位の実績。
プロポーションは素晴らしいが、重量感がまだ不足。
腕、肩、下半身を改善すればトップ6には入れる実力がある。
バックポーズの時、下半身の力が抜けることが気になった。
12位 9 千田 眞一郎
本年度の愛知クラス別70キロ級の優勝者。
ステージングは非常に落ち着いていて、安定したポージングの持ち主。
愛知県の夏が東京より厳しいのか、身体は若干疲れていた様にも見えた。
ハードな仕上がりで挑んでいれば上位に食い込んでいたと思います。
エントリー27名決勝進出12名
一週間前(8/16)に東海大会が行われ、数多くの選手が2週連続出場となり、
調整失敗で、今大会のレベルは若干落ちるのではないかと個人的には心配していましたが、
そんな心配をよそに、むしろ、より良い仕上がりで今大会に挑んだ選手が多かった。そのため、
ハイレベルな戦いになった。 東海大会と愛知クラス別で表彰台に登った実力者が決勝進出を飾った。
今回の講評には、選手それぞれ、過去10年間のミスター愛知の結果を添付させていただきました。
添付する意味は各選手に自分の実績を見つめ直して欲しいからです。
『見える化』することで、自分が一所懸命頑張った1年間を下記の三つに分析し、
振り返ることが大切だと考えるからです。
1. 成績UP!
2. 現状維持
3. 成績Down!
ボディビルは常に進化しなければいけないスポーツ。
上記の3つのどれに当てはまるか、選手個人個人が振り返ってほしい。
まず、1と2に当てはまる方は、この先、1つでも自分の弱点を改善し良い成績へとつなげて欲しい。
3に当てはまる方は現状で満足せず、より高い目標に挑める様に継続しましょう。
最後にボーダーラインの選手へ、
決勝進出まであと一歩。
来年、確実に決勝残れるよう、この悔しい想いをバネに1年間頑張ってください。
1位 20 平野 貴己
(2012年4位、2013年6位)
今年度の東海大会オーバーオール優勝者。
デビュー戦から課題としていた『仕上がり』。今回は、ひと皮剥けてハードに仕上がることが出来たのが大きい。
存在感、重量感、ステージングも優勝者にはふさわしかった。
この先、全国大会に挑むには、大胸筋の改善と広がるポーズを最大限に修正するのは不可欠。
2位 14 細江 俊郎
(2005年6位、2006年4位、2007年6位、2010年8位、2011年5位、2012・13年3位、2014年2位)
今年度の東海大会70キロ級、2位の実績。
2週間連続で惜しくも優勝を逃した。
存在感、重量感、素晴らしい仕上がりが細江選手の持ち味。毎年、外さないことが素晴らしい。
ポーズをとると身体が小さくなる癖が、今回勝敗を分けたと思います。
ポージングの改善が望ましい。
3位 8 加藤 伸久
1995年東海大会の優勝者。
20年ぶりミスター愛知に姿を見せた加藤選手はオーラ、仕上がりそしてステージングはさすがです。
フリーポーズはゲストポーザー並みに多くの観客を魅了した。
全体的にもう少し厚みがほしい。
4位 5 小林 計成
(2013年7位、2014年4位)
今年度の東海大会65キロ級の優勝者。
東海大会より身体の張りを若干取り戻せたのですが、今大会にピークを合わせることができなかったのが残念。
ラインナップでは誰よりも目立つのだが、比較するにつれ、悪い癖のポージングにより、身体が小さくなり順位が下がってくる。
表彰台に登る為の条件:ポージングの改善。
強化が必要な部位:下腿三頭筋、前腕、大胸筋(特に上部)、脊柱起立筋(下部、大臀筋)
5位 25 甲村 隆一郎
(2014年5位)
今年度の東海大会75キロ級、3位の実績。
愛知クラス別より、仕上がりが進み、筋肉の張りと存在感は素晴らしかった。
優勝してもおかしくないのですが、比較するにつれ弱点が目立った。
今後の課題は下半身(特に下腿三頭筋)、前腕そして首を強化すること。
6位 26 長井 俊雄
(2010年5位、2013年9位)
今年度の東海大会75キロ超級、4位の実績。
長身のわりに細さを感じさせないバルクと誰よりも厚いミッドセクションが長井選手の持ち味。
東海大会に続き、バックポーズの下半身と脊柱起立筋(下部)の力が抜けること、
フロント・ダブル・バイセップスの背中が小さくなる癖を修正することが今後の課題。
7位 16 馬渕 祐輔
(2007年7位、2008年3位、2009・10年2位、2011年4位)
実力的にはいつでも優勝できると感じますが、バルクがあるにも関わらず存在感が非常に薄い。
もう少しアグレッシブにステージに立てば良いでしょう。
今後の課題はポージングをもっと大きくとること。
8位 7 箱岩 学
(2005年9位、2006年7位、2008・10年9位、2011年12位)
仕上がりとカットは素晴らしいですが、上位陣と比較になるとやはり筋量不足が目立った。
全体的にバルクアップが今後の課題。
9位 1 彦坂 篤徳
(2012年10位、2014年7位)
.1週間前の東海大会より仕上がりは良くなったが、もう少しハードな仕上がりが望ましい。
1次ピックアップは非常に浮腫んでいると感じましたが、順位づけでは水が抜けたせいか、
本来のポテンシャルが発揮された。
今後の課題は、やはり『きちんと』仕上げること。
10位 19 多治見 聡
(2006・07年9位、2008年5位、2009年9位、2012年8位、2013年12位、2014年3位)
今年度の東海大会70キロ級、5位の実績。
東海大会ではソフトな仕上がりでしたが、やはり1週間できちんと仕上げるのは不可能。
今大会もソフトな状態で挑むこととなった。
プロポーション、バルクそしてポージングにはまとまりがあるが、絞りが課題。
11位 17 久野 裕介
今年度の愛知クラス別70キロ超級、2位の実績。
プロポーションは素晴らしいが、重量感がまだ不足。
腕、肩、下半身を改善すればトップ6には入れる実力がある。
バックポーズの時、下半身の力が抜けることが気になった。
12位 9 千田 眞一郎
本年度の愛知クラス別70キロ級の優勝者。
ステージングは非常に落ち着いていて、安定したポージングの持ち主。
愛知県の夏が東京より厳しいのか、身体は若干疲れていた様にも見えた。
ハードな仕上がりで挑んでいれば上位に食い込んでいたと思います。