理事長の目線2 谷川 千奈美


さて、健康美に出場した彼女だが
マッスルでは一番だろう
仕上がりも厳しく、ポーズもうまくこなす
今回、彼女が順位を上げられなかったのは、ボディビルに近すぎたせいだろう
ボディビルなら、東海大会でも優勝したくらいのレベルだった
やはり、競技として、健康美とボディビルを明確に分けるのは難しい
本人にも言ったのだが、彼女はボディビルに向いていると思う。
来年は是非、ボディで素晴らしいコンディションを見せて欲しい

これでも、全日本ボディフィットネスあたりでは、サイズが足りないとか、
確かに、上位選手は筋量があり丸みを持っている

東海大会の会場でのツーショット


理事長の目線1 加藤 武

今回は、今年見た選手の中で、私が注目した選手にスポットしたい
まず、加藤 武

写りの悪い写真だが、アウトラインは良くわかる
まるまると、でかいのだ!
東海では3位だったが、私は彼が優勝しても良い状態と見ていた。
ミドルセクションにくっきりした線が無いため損をしているが、
サイズ、アウトラインともに一番だと思う

今年は、ジャパンオープ予選落ちは仕方の無いところだろうが
今年のコンディションは、張りの良い状態で、ポーズをとると迫力があり、スケールは広川とともに愛知トップクラス
隙の少ない、セパレーションの出し方が出来れば、このスケールから上位大会での活躍が期待出来る。

下山 真穂

第二回健康美を制したのは彼女

今年は、まだ健康美の基準がしっかりとしておらず、審査員も悩んだと思う。
そんな中、ベリーダンスを取り入れたフリーと、健康的なステージングで、同点の接戦を制した。

やはり、健康美はステージを華やかにしてくれるカテゴリーだ。

小田敏郎


今年の東海大会男子の優勝は小田
前回、コラムにも書いたが、彼は今年、精力的にコンテストに出続けている、
ジャパンオープン、西日本、東海と続けて出場し次第に成績を上げている
特に、西日本から東海は、1週間のインターバルと調整が大変だったろう、

だが、毎回良くなっているのが分かる
やはり、コンテストは出られる物は出るのが良い
そこに合わせて調整する方法を得られる

選手に言いたいこと

選手達に、そして今後コンテストに出ようと考える人に一言、言いたい
このコラムを読んでいる人は考えて欲しい

コンテスト会場などで、選手に声をかけるとき、
今年は出ないの?
などと、良く聞くことがある
それぞれ、理由もあるが、  一番馬鹿げているのは、"今年は厳しそうなんで止めました"という理由だ
コンテストは1年に一度しかない、愛知は幸いクラス別もあり2度だが、それでも、たったの2度である、
出場機会は少ない、
それなのに、何故??? そんな理由で出場をしないのか理解出来ない、
予選落ちしようが、出るべきなのだ

トレーニングを重ね、コンテストに出で、初めて分かることが沢山ある、
毎年、毎回、コンディションも違うし、調整法もやらなければ身に付かない、
その機会を捨ててしまうのが愚かな考えだ、
私は、怪我だったり、連盟の仕事だったり、
出られなかったことはあっても、自分から出なかったことは無い
年に一度のコンテストを見逃す手は無いのである
是非、出場しよう 出てなんぼ だ。
そこからでないと、得られないことの多さに気づいて欲しい

来年は、登録選手全員が出場して欲しい
それでこそ、コンテストが盛り上がる

そして、ただコンテストに出るだけが選手ではない、
草野球を例にとろう
選手が、グランドを確保する
選手がグランドを整備し試合の準備をする
選手が片付け、グランド元に戻す
当たり前のことである
ビルダーは、甘えていないか?
君たちの仲間が、君たちに変わって、仕事をしてくれているのであって、
ただ、会場に来て、コンテストに出て、
なんの手伝いも、感謝の意も表さず、
ひどいのになると、予選落ちの段階で会場を後にしている、
そんな態度がスポーツマンと言えるだろうか
各団体の代表は、選手にしっかりと指導すべきだが、
私は、このコーナーから伝えたい

長井 俊雄

70kg超級はエントリーこそ少なかったが、上体に切れのある長井とバルキーな体で望んだ山田のバトルは見応えがあった。

長井は予選ではまだ水が抜けておらず、ぼけたラインだった、
一方、山田は詰まった筋肉が張っており、長井に肉薄するが、仕上がりが甘い
結果的に仕上がっていた長井に軍配が上がる
肩、背中のラインが良く、セパレーションもまあまあ
来年、ともにいい状態でのバトルが楽しみだ

加藤 穣

70KGの今年のラインナップは低調と言わざるを得ない
人数もレベルも低い、本来このクラスは選手が多いはずだが、

加藤はアウトラインで2位山本をかわして優勝
筋密度を増せば、良くなる選手だろう

仲村和展

毎年のことだが、65kg級は大激戦である、愛知では一番選手層が厚い
このカテゴリーの接戦を制したのは、仲村、去年に続き連覇だ

上半身がバルキーで迫力がある、今回はやや甘く、脚に鋭さが無かったのが接戦の理由だろう。
一端、ポーズをとると、リラックスで甘かった体も一変する
逆にリラックスの取り方が課題とも言える
2連覇などと言わずに、コンディションを最高にして何度でも出て欲しい


2位の原田も、全体にバランスよく、筋量もついてきたので、
脚などは仲村以上で、来年の対戦が楽しみだ。
3~5位もかなり拮抗しており、見応えがあった
他のカテゴリーもこれくらいの出場者とレベルが欲しい

榑林 明

クラス別60kg優勝は榑林

今回、エントリーも少なくレベルも満足出来るカテゴリーではなかった。
その中で、バランスの良い体とカットで優勝、
しかしお世辞にもポーズが良いとは言えず、大いに損をする
もっと、自分の体を見つめてポージングを練習すべきだろう
筋肉は良い物を持っているので、来年またレベルアップしてこのクラスに挑戦してもらいたい。

平山善勝

今年の新人を制した、平山は今回マスターズにエントリー

密度のある筋肉で、このカテゴリーも優勝をさらった
非常にバランスが良く、アウトラインのはっきりした体である
経験不足から、ポーズがまだ下手で、良さをアピールしきれていないのが惜しいが
それでも、この成績は立派である

山本貴博


表彰台には届かなかったが、バリバリの仕上がりと、脚のサイズは見応えが合った。
反面、上体の広がりが出せず、また肩甲骨を寄せるポーズの為、一層弱点をアピールしてしまう。

フリーポーズでも、まずいポーズの取り方なのだが、規定でこれは頂けない。
ポーズを改善すれば、迫力ある体をもっとアピール出来るだろう、
次回はこの点を直してみせて欲しい。

広川浩二


今年も、頂点を逃した広川だが
去年同様、仕上がりは悪くない、むしろ脚のセパレーションは良くなっているし、密度もある。
時折見せる、迫力や、舞台に立った時のインパクトはやはり彼ならではだろう、
JO観戦に来ていた他県の観客も、広川にまず目がいっていたようだ

しかし、審査となると比較される相手との僅かな差が見えてくる
自分の良さは、アピール出来るのだが、弱点も思い切りアピールしてしまう癖が抜けていない、
克服すべき点だ
そうすれば、トップに立つ実力は充分にある。

馬淵祐輔


今年こそトップを、と 
意気込みを感じた仕上がりで望んだが、わずかの差で 2位となった
しかし、状態は悪くない
東のサイズ感に遅れをとったが、脚のボリュームや筋密度は上回っており、
弱点のポージングもやや改善された感がある

持ち味のバスキュラリティーは健在で、力の入ったポーズもアピール出来ていた。
多くの選手に共通して言えるのだが、ポーズをもっと練習しなくてはいけない、
トレーニングに目的意識が必要なように、ポージングにも目的意識が重要だ、
それを理解してない選手が多い、
彼には、それを一番望む、うまくなって頂点に上って欲しい

東 孝宗


今年愛知を制したのは、フレームが大きく、仕上がりも合わせてきた東である
彼の長所は、厚みのある筋肉だろう
上体、腕から肩は素晴らしい
フレームに見合う、広がりと、脚を手に入れれば、今後が楽しみな20代である

浅野喜久男


目標であった、決勝進出を果たした浅野だが
コンディションは良く、焼き込みも十分
意気込みが感じられた大会だった。

彼の長所である、上体、特に背中の充実ぶりは目を引き、
課題の脚も特に弱点とはいえないレベルであろう
ただ、上を望む為には、脚のバルクアップは避けて通れない


私は、もう少し順位が上だと、採点していたのだが
日本クラス別が楽しみだ

大島 みつき


コンテスト経験2回目で、ジャパンオープン入賞してみせた彼女は、
ほんとに小柄な選手だ
去年、初めて愛知で見た時には、クラス別で活躍出来そうだと勧めたのだが、
なんと、オーバーオールでも見せてくれた
ピックアップで同点が2度続いた時は、ひやっとしたが
結果は堂々の11位!


なんで、クラス別にエントリーしなかったのか?
40kg級なんてのは、ないんだけど(笑)


経験不足から、ややステージングも控えめだが、
小柄だが、バランスが良く、顔も小さいし、セパレーションも良い
バルクアップすれば、今後が楽しみだ、

残念なのは、去年、あれだけの状態を披露した、 岩本京美である
彼女は、まだ仕上がっておらず、ポテンシャルから、当然、決勝進出が期待出来たのだが

山野内 里子


愛知のレベルの高さを証明してみせた一番手は彼女だろう!

今大会、優勝を目指しての挑戦だったが
惜しくも2位
地元開催で、観客も多く、気合いが入っていたろう


ここ数年、確実に良くなってきている
以前のようなステージングにぎこちなさが無くなり、トータルパッケージも上がっている
ハードさは以前程ではないが、バルクアップしてアウトラインも良くなった
ただ、サイドチェストのとりかたが、彼女に合っていない気がする

今回はわずかの差で悔しい思いをしたが、次回そして、今年の他の大会に期待が出来る。


素晴らしいバックショット!

JOを目指す5 加藤 武by浅野

それでは今回、浅野喜久男がマック期待の星であり日本屈指の大腿の持ち主である加藤武さんをレポートします。それでは今現在の調子はいかがですか?

加藤 調子は悪くないと思います。
ただ怪我が多くてなかなか思う様にトレーニング出来てないのが現状ですね。

浅野 やはり怪我はつきものですよね。そんな中で昨年と比べて進化した所はありますか?

加藤 昨年は身体を休める為、バルクアップの為にオフをとりました。一昨年ジャパンオープンに出場した時に他の選手達とのバルクの差を痛感しましたから!
大きな変化はありませんが、全体的に多少のバルクアップをさせる事が出来たと思います!
自分では肩とハムが一番変ったかと…

浅野 昨年とトレーニングや調整方法で変えた、または工夫した事は?

加藤 調整方法は基本的に変えてませんが、毎年減量に入ると大きくパワーダウンしてしまい、筋量も落ちてしまってる様な気がしてたので、今年は食べる量を増やしました!
そのせいか、例年の様な極端なパワーダウンは今の所ないですね!
まぁ体重の落ちも悪いですが(笑)
トレーニングに関しては一昨年まではガムシャラにとにかく重い重量を扱ってましたが、今は狙った部位にしっかりウエイトを乗せてコントロールする様に、その中で出来るだけ重い物を扱う様にしてます。

浅野 なるほど。順調そうですね。では今回のジャパンオープンに出て来そうな選手の中でライバルはいますか?

ライバルと言うか、常に意識してる選手はいます。
やはり同期で常に全国の舞台で活躍してる選手がいるので、その選手の事は意識してます。
あと、3年程前から一つの目標にしてるのが、師匠超えですかね!

浅野 目標にして頂き光栄です。それでは加藤さんにとってジャパンオープンとは…?

加藤 次のレベルへのステップで高き壁ってトコですね。

次のステップという力強い返答には大変嬉しいですね。加藤さんの場合は環境さえ整えば、その才能が十分発揮され、凄い結果が出るはずです。では加藤さんのボディビルダーとしての最終目標は?

加藤 最終的目標ですか?
あまり考えた事ないですが…
僕の場合大きな目標を立てるより、目の前の目標を一つ一つクリアしながら次のステップに進む感じなので。
最終目標ではないですが、常に自分の理想の身体を目指してます!
身体が進化する度、凄い選手を目の当たりにする度に理想も変っていきますから、おそらく終りはないですね!

浅野 では最後になりますがジャパンオープンへの意気込みを聞かせて下さい。

全力で挑む!
一昨年は一度もピックアップにも呼ばれず予選敗退しましたからね!
取り敢えず今の僕がジャパンオープンクラスの選手と並んでどう見えるのか…って感じですかね!当然目指すはファイナリストです。

浅野 今年も非常にレベルが高そうですが、お互い頑張りましょう!ありがとうございました。

JOを目指す4 浅野喜久男by加藤 武

ジャパンオープンを目指す!
今回は私、加藤が私の師匠でもあり、マックトレーニングジムのドン!
浅野喜久男選手をピックアップします。


(加)まず現在の調子を聞かせてくたさい。

(浅)調子はまずまずです。減量も順調で酷い怪我もありません。

(加)昨年と比べて進化した所とかあれば教えてください。
(浅)進化ですか…。もうトレーニング歴も長くそう驚くような身体の変化はありませんが、大腿と上腕二頭が多少良くなったかと思います。

(加)昨年とトレーニングや調整方法で変えた、または工夫した事とかはありますか?

(浅)トレーニング内容に大きな変化はありません。と言っても工夫や研究は常にしてます。
食事に関しては通常はオフに入ったら量は気にせずガンガン食べるのですが、昨年の大会が全て終わった後は、ハイカロリーにし過ぎずに第二、第三の食事のみ減量食をしばらく継続したのですが、予想以上に体重が戻らず軽いままで、それどころかパワーまで増える気配がなかったので、やはり体重を増やさなくてはと2月から慌てて増量に励んだ結果、2月、3月の二ヶ月間にようやく調子が戻ってきました。そのせいで3月から減量に入る予定でしたが一ヶ月遅らせて4月から入りました。結果的に自分はオフはある程度体重を増やした方が調子も良いようです。

(加)浅野さんにとってジャパンオープンとは…
(浅)難関。鬼門。

(加)ではジャパンオープンへの意気込みを聞かせてください。

(浅)もちろん意気込みはあります。今年は愛知開催ですから恥ずかしい身体では出られないというプレッシャーもあります。あとエルゴラインのタンニングマシンを自宅に設置してやる気満々ですよ!これで予選落ちしたら井村理事長に購入費で買い取ってもらう予定です(笑)。


(加)それは無いですね(笑)今年はやってくれると信じてます。
では、ジャパンオープン出場でライバルになってくるのは誰だと思いますか?
(浅)ライバルと言うのではありませんが、自分と同じ位の身長の選手には負けたくない気持ちはありますね。


(加)ありがとうございました。
浅野さんはきっと昨年の雪辱を晴してファイナリスト、そして上位に食い込んでくれると信じて期待してます
頑張ってください。
最後になりますが、先日木澤選手と一緒に脚のトレーニングをしたと聞いたのですが…
木澤選手とのトレーニング…
獲るモノが沢山あったんじゃないかと思うのですが、感想とかあれば聞かせてください。

(浅)木澤くんとトレーニングして感じた事は、凄くウエイトをコントロール出来てるって事です。それでいて重量が重いから凄い。あと運動量の多さを感じるしぶとくレップを継続しようとする姿勢。うまくレストポーズを多用してますね。あと動作の欠点をズバリ見抜きます。彼にはズルは通用しません。強度×ボリューム=筋量 という方程式があるような気がしますね。その強度も狙いどころが、とてもレベルの高い領域でして、ただ重いのをがむしゃらってのとは次元の違いを感じます。今現在はインターバルすら短くして重量、強度を落とさないトレーニングを目指してるって言ってました。改めて確信したのは身体のレベル差は精神力により左右されるって事です。
良い刺激になりました〓

JOを目指す3 山野内里子by西田

山野内里子選手インタビュー  by西田哲之


1、今年、大会出場に向けて目標、またはテーマとしている事があれば聞かせて下さい。
今年は、台風の目になってひとつひとつの大会で知名度を上げて行きたいと思っています。テーマは、てっぺんを目指す

2、大会に向けての減量(調整)はいつ頃から入りましたか?また、
山野内選手のとっとおきの調整方法があれば教えて下さい。
一年を通して、オフシーズンが短く感じます。私は、味しい物を
沢山食べて、心身ともに充実した状態で、シーズンを向えるように心がけています、減量に入り、とっておきかどうか!?
ポージング練習に入ると、嫌でも自分の体型を再確認する事ができ目標 のBODYに近づける気がします

3、オンとオフではトレーニング方法、時間等どのような変化がありますか?
有酸素運動をプラスしていくぐらいです。

4、毎日の生活の中でトレーニングを続け行くためにどんな工夫をされていま     すか
短時間集中で毎日のトレーニングをこなしています
ジムを一歩出たら、切り替えて主婦モードです!もちろん、主婦のお手 本だと思っています

5、ライバルと思う選手はいますか?また憧れる選手は?
レンダマーレ〓ミスオリンピア8冠の栄冠に輝いた女性です。
実は、レンダ繋がりで昨年、全日本選手権のパーティーで神田知子さんとお話しするきっかけになったりしました。
レンダも素敵な女性なんですが、神田さんもとてもチャーミングな方でした。

6、応援に来てくれるファンの皆さんへメッセージをお願いします。

本当に昨年、大会を通して、会場で応援してくれる一人一人の皆さんの声援 が、こんなにも自分のパワーになるんだと痛感させられました
ぜひ、今回ジャパンオープンを通して、愛知県の皆さんにわたしの名前と
顔を覚えてもらうチャンスだと思っています。
会場に足を運んで、声援をよろしくお願いします!!
沢山のパワーをもらいたいな

JOを目指す2 小田敏郎by木澤

小田選手
小田選手はここ数年ジャパンオープンに連続出場し常に決勝に進出しています。愛知で一番ジャパンオープンを知る小田選手に聞いてみました。



木澤 まずは昨年の大阪でのジャパンオープンの感想は?
小田 年々、ジャパンオープンのレベルが上がっています。昨年はおそらく過去最高のレベルであったのではないのかと思います。開催地域によって出場する選手の人数は変わりますが、全日本選手権を上回る58名の選手が大激戦を繰り広げた大会でした。
予選ではまず58名から一気に20名にしぼられ、その後20名から決勝に残る12名を決める。
人数が多い中、オーバーオールの全国大会であるだけにステージは独特の雰囲気があり、その雰囲気にのみこまれて自分をアピールを全くできず予選落ちした選手は多かったのではないでしょうか。
自分としては、そのハイレベルなコンテストで決勝に残ることができたので、良い経験になりました。

木澤 確かに昨年は大阪開催という事もあってか参加人数がとても多かったよね。コンテストのハイレベルさにゲストだった僕も久しぶりに緊張したよ(笑)
あれから一年今年のジャパンオープンに向けてオフにどのように過ごしたかな?
小田 昨年から肩と腕橈骨筋(前腕)の怪我、そして今年に入って多裂筋の肉離れがあり、自分のやりたいトレーニングができず、できる種目が限られオフシーズンの前半は満足いきませんでした。
でも怪我したからこそ今までの知識を深識することができ、違うトレーニング方法をみつけることができました。それからダイエットに関しては、いつも通り極端なことをせず大会の3週間から1か月前には必ず仕上げられる様にしています。
木澤 ケガをして学んだ事が多いオフだったようだね。では自分で見て今年の自分の身体の進化した部分は?
小田 う〜ん・・・   精神的に強くなったことかなぁ。
木澤 精神的に強くなれたって事は今後に必ず繋がるからとても良い経験をしたと思うよ。ライバルとする選手・負けたくない選手はいる?
小田 自分自身です。
木澤 毎年ジャパンオープンには一年の中で最高のコンディションで挑んでいるのが近くにいて伝わってくるけど、小田選手にとってジャパンオープンとは?
小田 全日本選手権大会のファイナリストへの登竜門。全国レベルでの自分の位置付けが確認できる重要な大会でもありますね。
木澤 最後に地元開催の今年のジャパンオープンですが意気込み・目標・応援にきてくれるみなさんへのメッセージをお願いします!
小田 またとない愛知開催のジャパンオープンなので強気で挑みます。応援してくれる皆さんの期待に応えられるように良い成績を残したいと思います!




毎日のようにトレーニングを目にする小田選手。僕から見てそのボリューム・強度は既にミスター日本のファイナリストレベルにあると感じます。今年は愛知開催という事で東日本・西日本からかなりの選手がエントリーすると予想されます。昨年の大阪以上の参加人数になる可能性もあります。今までのジャパンオープンでの経験を生かし過去最高の成績に期待しています!


JOを目指す1 西田哲之by木澤

地元愛知でのジャパンオープンに向けて調整中の熱い2人に僕(木澤大祐)が聞いてみました。

愛知を代表する西田選手と小田選手です。


西田選手
一緒にトレーニングをするという事はありませんが、ジムで日頃から接する機会の多い愛知を代表する選手である西田選手。
地元愛知でのジャパンオープン出場にかける思いを聞いてみました。

・(木澤)今年は何年振りのコンテストですか?
 (西田)昨年1年間オフをとりました。前回の出場は2008年の全日本選手権です。
ジャパンオープンは2007年以来ですから、2年ぶりになりますね。
・(木澤)オフをしばらくとったのには何か理由があったのでしょうか?
 (西田)バルクアップに専念したかったから…と言うのは建前で、じつは仕事が忙しくてなかなかジムに行けなかった…というのが本当のところです。
・(木澤)前回の岡山でのジャパンオープンでの4位という結果についてはどのような感想を?
  (西田)自分でもびっくりしました。2005年広島大会、2006年埼玉大会で、両大会とも予選落ちしてましたからね(笑)。ただ、この年の岡山大会では今までと減量のやり方を変えて挑みました。
      (木澤)その結果からして、自分に合っていたということですね。
      (西田)実は、そのやり方というのが、この前の年に木澤選手からアドバイスをもらって、それがかなり自分にいい意味で変化を与えてくれました。その年の、2006東海優勝、2007JO4位という結果につながったことは
間違いありません。(ありがとうございます)
      ※詳しい方法等は、木澤選手のセミナーでどうぞ!
・(木澤)確かにあの年は調整方法についてアドバイスさせて頂きましたね。結果が出たので僕も嬉しかったですよ!
ではこのオフの間にトレーニング面での変化は何かありましたか?
 (西田)特に重量が伸びたということはありませんが、個々の筋肉にうまく重量を乗せることができるように
      なりました。これは今まで、とにかくがむしゃらにやっていた自分にとってかなりの変化です。
・(木澤)前回のジャパンオープンと比べ今の自分の身体で進化した部分は感じていますか?
 (西田)部位的には腕と背中だと思いますが、そんなに太く大きくなっているわけではなく、
     ポーズで力を入れる感覚がやっとわかってきて、その結果良く見えるのではないか…というところです。
・(木澤)ライバルとする選手がいればお願いします
 (西田)ジャパンオープンは、年々凄い選手が出てきてますし、層も厚くなっています。今の自分にとっては月並みですが
     出場選手全員がライバルですね。
・(木澤)西田さんにとってジャパンオープンとはどのような大会でしょうか?
 (西田)これは、本当に思い入れのある大会です。
      ジャパンオープンの決勝に残ることは、ボディビルをやっている自分にとって、目標の一つでしたから。
・(木澤)今年は地元愛知での開催ですが意気込みを聞かせて下さい。
 (西田)今年は、自分にとって競技としてのボディビルの節目となる年です。
      開催は愛知、しかも旧中小企業センターという事で、奇しくも自分が初めて大会に出場した場所でも
      あります。その場所で節目を向かえられるのは選手として本当にうれしいです。
・(木澤)応援にきてくれるみなさんはのメッセージをどうぞ!
 (西田)今まで、本当にいろいろな方と出会い、励まされてここまでやってこられました。
     ボディビルは個人競技ですが、周りの方の支えや理解がないとできないことです。
     ボディビルを通じて、いろんな事を学ばせてもらいました。
     本当に感謝したいと思います。ありがとうございました。
それから、ブログを楽しみにしてくれている方へ…
     なかなか更新できなくてすみません。そのうち復活しますので、また宜しくお願いします!



日頃からトレーニングを見る機会が多い西田選手。2年のオフの間に僕が感じたのは必死に弱点を克服しようという強い熱意です。常に研究し、ありきたりのトレーニングではなく自分にあったトレーニング方法を見つけようとする強い探求心を持った選手です。またいつも謙虚な姿には頭が下がります。

今年が競技としてのボディビルを節目の年にしたいという西田選手。地元開催のジャパンオープンにかける思いは相当なものだと思います。前回表彰台に王手の4位。皆さんで熱い応援を!

新企画

さてさて、コンテストシーズンが近づき、選手は準備に入っている時期
今年の企画を開始する。
7/4に愛知県ボディビル連盟はジャパンオープンを招致した、
これに、地元愛知の選手が多数参加する予定だ。
ジャパンオープンに出場する選手となると、普段、愛知のコンテストには出ない選手がほとんど、ステージで見る機会も少ない、
全国規模のコンテストの常連もいるが、皆、地元開催で応援も多く気合いが入るだろう。

そんな選手達同士に取材をしてもらい、紹介する企画である、
愛知の選手達を大いに応援し、コンテストを盛り上げてもらいたい。

逮捕じゃないよ

なにやら、人相の悪いのが並んでいるが
悪いことして、逮捕されたのではないよ(笑)

去年行われた、クラッシック大会での成績で、
多治見 聡嗣、東 孝宗、浅野 喜久男 の3選手が、一宮市のスポーツ功労者表彰を受けたショット、
皆さんも、全国区で取り上げられると良いね。
inserted by FC2 system