マスターズ

50才以上のこのカテゴリー
50〜68才まで、実に息の長いビルダーの見本だ

優勝 榑林 明

良く仕上がった身体で、同点ながら優勝をゲット、
ポーズは良くない、一づつのポーズの練習を積んで、もっとうまく見せることを練習したい

2位 伊藤謙治

決勝の審査順位で優勝を逃したが、全くの同スコア
まとまっているが、あと一仕上げ欲しかった

3位 濱田 真

ミドルセクションが甘いので、これを仕上げれば上が見える

4位 平田光男

バランスは良く見える、ポーズによって弱点が目立つので
改善点として挙げておきたい

5位 清水 識

フリーポーズで静止して、見せることがなく、損をする
ポーズは筋肉を見せるのをメインにしたい

6位 三輪信之

少し張りが無く、しぼんで見えたのは、減量のペースのせいだろうか?

愛知女子

2名という寂しいエントリー
来年、女子ボディビルはフィジークへと変わるのだろうか?
すでに世界大会は女子ボディビルは無い
以前にも理事長の部屋で書いたが
ステロイドユーザー達が女性とあまりにもかけ離れた身体になり
その結果、ナチュラルな我々が被害を受けることになる

優勝 藤井宏美

去年より、密度のある身体であった、上半身も下半身について来ており
進歩の見られる勝利

2位 彦坂陽子

今回は、良く仕上げていた、バルクで藤井に及ばなかったが、
こちらも、進歩が見られる
毎年、進化するのがボディビルの醍醐味でもあるだろう

愛知男子by桃沢裕二

今年のコンテストは、世代交代というか、選手の顔ぶれが一新していたと思う。
台風の中、白熱した戦いとなった      桃沢裕二

優勝 長谷川 渉・・・ 彼の持ち味であるアウトラインを武器に今年はしっかり仕上げてきた。欲を言えば
            密度のある筋肉をつければもっと栄えるだろう。


2位 細江 俊郎・・・ 優勝候補の筆頭であったが、本来の張りがなかったような気がする。
            フリーポーズの流れがよく、ベテランらしさがみえた。


3位 多治見聡嗣・・・彼は、クラシックでダブルエントリーをしていたせいだろうか・・・。
            いつもの彼の仕上がりはよかったが、張りが弱い気がした。
            弱点は無いのだが、もうひとしぼりほしい。


4位 小林 計成・・・ 理想のアウトラインの持ち主の選手である。仕上がっていたが昨年より筋肉の
張りが弱く感じた。ハムストリングスは少し改善されつつある。


5位 甲村隆一朗・・・今年のインプルーブした一人であろう。筋肉のバランスがよく、堂々としたポーズ
            で若手の選手の中で楽しみの一人である。


6位 馬場賢太郎・・・超バルク派ビルダーだが仕上げが甘い。仕上げ、日焼け次第では表彰台にのっていた
            のではないか?


7位 彦坂 篤徳・・・ フリーポーズも落ち着いていて、一つ一つに力強さを感じさせる。バックポーズ
            は迫力があり、ところどころ細かいカットが出るとまだまだ上位を狙える。


8位 鈴木 望 ・・・  バリバリに仕上げてきた。しかし、少し細かさを感じる。彼もベテランの一人になった。
            ポーズと少し筋肉に丸みがつけば面白い選手である。


9位 山田 祐揮・・・ まだ、荒削りではあるが、仕上げてきた選手の一人であろう。まとまってはいるが、
            下半身のバルクが欲しい。


10位 太田 貴之・・・ マックジム所属の選手らしく纏まりがある。クラス別でもインパクトがあり、どっしりとした
感がある。もう少しアウトラインが改善されると楽しみの選手の一人である。

-175・+175cmby工藤修平

一位…小野田寛選手

自分的には、この日のMVPだったと思います。
とにかく仕上がりが素晴らしく、甘さは微塵も感じませんでした。
やや癖のあったポージングも大幅に改善されており、今回は大きさも感じました。
とにかく”お見事!”の一言です。

二位…前原一詞選手

もしクラシック選手のみのモーストマスキュラー賞があれば、間違いなしに前原選手が受賞した事でしょう。
長身選手にありがちな線の細さは微塵も感じなく、素晴らしいバルクでした。
仕上がりの方も年々良くなって来ておりとても将来の楽しみな選手だと思います。

三位…小池晋也選手

クラシックという枠で括ると小池選手程このカテゴリーに適してる選手は他に居ないと思います。
長い手足とプロポーションの良さは随一でした。
仕上がりの方も詰めて来ており、ポージングも安定していたと思います。
将来的には日本クラシックでの活躍も充分期待出来ると思います。

四位…河合克人選手

今回は、先月の愛知クラス別と比べて若干甘くなっていた気がします。
しかし、その分大きさを感じました。
特に上腕二頭筋は、見事な盛り上がりでした。
今後がとても楽しみな選手だと思います。

五位…浅野晃至選手

前回と比べて、かなり仕上がって来てました。
特に長所の腹筋は、更に磨きが掛かり、もし部分賞があれば彼が持って行ってる事でしょう。
身体前面にとてもハードさを感じました。

六位…大平靖選手

大平選手も前回からかなり絞り込んで来たと思います。
まだまだ線の細さは感じましたが、気迫溢れるポージングで、かなりの激戦だった予選通過ボーダーラインを見事に突破して来ました。
逆にフリーではその気迫が空回りした部分もありましたが良く頑張ってたと思います。

-168・171cmby工藤修平

クラシック168.171cm以下級


一位…多治見聡嗣選手

文句の無い完勝劇でした。
例年になく仕上がりも進んでおり、とても迫力を感じました。
ただ多少、午後から身体が緩くなった気がします。
今後、更に上の舞台での活躍がとても楽しみです。

二位…山田高史選手

今回は、相手が悪かったですが、バルク、バランス共に充分に優勝出来る力は持ってると思います。
もう少し仕上がりを詰めて多治見選手同様、上の舞台での活躍を期待したいと思います。

三位…風間義則選手

上位二名がとび抜けてましたが、風間選手も大きさを感じ、素晴らしい状態だったと思います。
ポージングも良かったのですが、もう少しバックポーズに安定感があればと更に良くなると思いました。

四位の川村選手と、五位奈良井選手も激戦でした。
全体的に川村選手の方にややハードさを感じこの順位となりました。
しかし、奈良井選手も見事な腹筋を持っており、他の部位の仕上がりが追いつけば逆転も可能だと思います。

クラシック-165cmby工藤修平

クラシック165cm以下級
講評  工藤修平

一位…鎌倉辰典選手

上体の広がりと、脚のカットは見事でした。
ポーズも基本、フリー共に安定しており安心して見る事が出来ました。
今後の課題としては、もう少し厚みが欲しいところです。

二位…榑林明選手

仕上がりの良さは、このクラスでは一番だったと思います。
もう少し上体に広がりが付けば、ここを制するのも時間の問題だと思います。

三位…中村大輝選手

上体に関しては、とても最年少とは思えない程の、筋密度とゴツゴツ感を持っており迫力を感じました。
下半身が追い付いてくれば一気に飛躍出来ると思います。

四位…平田光男選手

アウトラインとバランスの良さ、及びフリーポーズの巧みさは、このクラス一番だと思います。
しかし全体的にもう少しカットが欲しいと思いました。
特にアブドミナル&サイにおける腹筋のコントロールは早急に改善して欲しいところです。

五位…土居弘明選手

全体的に若さを感じさせるステージングでとても好感が持てました。
バックポーズを改善出来れば更に上を目指せると思います。

六位…清水識選手

とても肩が良かったと思います。
その反面、やや胸部に弱みを感じました。
ポーズに入るまでの無駄な動きが多少気になりましたが、ポージングそのものは安定していたと思います。

+70kgby浦上孝之

70kg超級

1.林選手
 サイドポーズで観られる厚み、バックでは臀部のカットもみられ、バルク、キレ共に圧巻であった。愛知一般にエントリーが無いのが残念である。


2.甲村選手
 アウトラインもきれいでバルクもあり、大胸筋は林選手を上回っていた。


3.小池選手


4.前原選手


5.長田選手


 上位二人が抜きん出ていて3位以下は混戦であった。階級から、身長が高い選手が多い為、どうしても脚の筋量足りなくなってしまう。



2年ぶりの開催となったクラス別選手権であったが、回を重ねる毎、決勝進出者全体のレベルが上がっており、今回下位となった選手も仕上がりによっては表彰台を狙える様になってきていると思います。

-70kgby浦上孝之

-70kg by 浦上

70kg以下
1.多治見選手
 8月の愛知を標準にしているのか、色も白く仕上がりもあまかった。しかしポーズを取ると見えてくるめりはりのある筋肉、ベストポーザーをとったフリーで優勝をかざった。


2.大田選手
 筋肉の張りもよくラインナップで1番、目をひいた。優勝まであと1歩であった。ポーズの取り方が師匠の細江選手とよく似ている。


3.山田裕揮選手
 以前より上半身、特に肩、腕が発達している。が、脚がまだ追いついていない。


4.山田高史選手
 バルクでは上位に負けていないが、いつも仕上がりがもう少しの状態である為、もったいない。


5.小野田選手
 毎年きっちり仕上げてくるが、あまり身体に変化が見られない。サイズアップで現状打破をねらってほしい。


6.河合選手
 仕上がりは悪くなかったが、上位に入るにはバルクがもう1歩。

-65kgby浦上孝之


by 浦上

1.山下選手
 もともとバランスの良い選手であったが、胸、肩が良くなっている。仕上がりも良く、バルクアップした彦坂選手を抑えた。


2.彦坂選手
 昨年よりあきらかに肩、腕、脚が大きくなっている。筋量は山下選手を上回っている様に見えた。


3.加納選手
 優勝候補の一角であったが、昨年までの好調時と比べ筋肉に張りが見られなかった。


4.伊藤選手

5.西川選手

6.原選手

 上位3名と比べ筋密度が足りない様に見えた。

クラス別-60kg by浦上孝之

クラス別
-60kg級

1位 横山選手
 少し仕上がりが甘く感じたが、愛知のこの階級でまあまり見ないバルクで他を圧倒した。


2.鎌倉選手
 フロントポーズでの背中の広がりが目をひいた。



3.久保山選手
 毎回しっかり仕上げてくる選手であるが、今年は一段と厳しい仕上がりであった。


4.平田選手
 仕上がりがよければ優勝争いに絡めただろう。


5.榑林選手
 この階級優勝経験者であるが、優勝した時より腕、脚が良くなっている。


6.牧選手
 昨年デビューした選手で、まだ線は細いが1年で大きく成長している。

チャレンジクラス

21名参加のこのクラス、
ピックアップで上位と思われる4~5名の選手が目についた

優勝 廣田富美男

密度を感じさせる体型が飛び抜けていて 優勝
ほぼ全ての選手に言えるのだが、力みが大きい、彼もバックポーズで背中が寄ってしまう
一般カテゴリーでは大損となるので直して次のステップに行って欲しい

2位 大橋麻人

長身ながら、中々良いバランスの発達である
このくらいの身長になると、相当筋量、特に下半身をつけないと薄く見えてしまうのは仕方ないか

3位 薬師寺祐輔
僅差の3位だが、2位と良く似た体型で、腕肩の差かな? と思う

上位3名のレベルは高く、それぞれに持ち味がある

4位 川出光晴
良く絞れており、カットも十分 
広がりが足りない体型は、今後の課題


5位 太田紘崇
細身ながら、カットが鋭く入賞
やはり課題はバルクアップ、プロポーションが縦長なので変身しそう


6位 会田英之
僅差で6位獲得、7位と差は感じられず、上位とは差がある


7位以下の選手も、経験が浅い
という事は、大きく変わる可能性がある
今後、カテゴリーを移して経験を積んで欲しい

健康美

今年の健康美、出場者10名

ラインアップで上位と見られる3~4名がレベルが揃っており
審査も微妙になると感じた


優勝は冨田選手

旨く見せて、僅差を勝ち抜き
少し肩に力みがあるが、ポーズはうまい

2位 川島選手
年々、インプルーブしており、プロポーションとバックは素晴らしい


3位 荻山選手
バランスの良いプロポーションをしており、それを意識した見せ方を工夫したい


4位 和田選手
良く仕上げて、モストポピュラー獲得 ポーズとアピールに課題か


5位 藤松選手
ボディフィットネスにも向きそうな選手と感じるが、良くなる素質を持っており
続けて出て欲しい


6位 大岩選手
規定ポーズに固さと、自分の良さを出し切れない所がみられ、やはり経験は大きいと感じる


やはり、健康美は華やかになる
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