マスターズ

マスターズ部門は数年前から、50才以上で戦われる
40代は今やバリバリの現役である
最高齢69才までと幅が広い、生涯スポーツとして長く続けて欲しい。







さて、そんな中で
優勝
清水 識

張りのある身体で、セパレーションも良かった。クラシック165.168でも3位に入った
改善点はやはりポーズであろう、変なクセがついており基本的なポーズがちゃんと取れれば
見栄えが変わり、良くなる

2位
伊藤謙治

今年は少し、細くなった印象だが、安定した見せ方で2位獲得
フロントに比べバックの仕上がりが甘かったように思う。

3位
平田光男

バランスの良い身体、見せ方も悪くない
それだけに、後少し厳しく仕上げた状態で来年を期待したい

4位
岡田昌通


細身ながら、きっちりした仕上がりで密度感を出していた
やはり、肩の位置や肩甲骨の使い方など、ポーズに隙が出るのが
要改善点

5位
三輪信之

腕は良い、絞れているが、上位との差は張りに現たようだ
背中を縮めてしまうクセも小さく見えてしまうので注意

6位
濱田 真

上位と比べると、甘さが目立ってしまう
年齢を重ねるとオフの過ごし方を考え、また来年に備えたい

女子フィジーク

女子のカテゴリーがフィジークに移行しての第1回目となった今回
ラインナップで2名の選手が高いレベルで目を引いた
共に、東海大会でも1.2位を獲得し
さらに上位大会でも上位にいける身体である




優勝
谷川千奈美
先週の東海女子フィジークに続き、連勝

ボディフィットネスに出ていたが、フィジークに合った選手と感じる
元々、筋量豊富な選手だが、今大会バックの迫力は特筆物で
下半身さえカットが出せれば、既に全日本レベルだと思う。

2位
ユゲタ レイア
この選手も、驚く程カットの鮮明な肩、腕を持ち、筋量、バランスも良い

経験から、良く見せるポーズがまだ出来ていないのが惜しいくらい
素晴らしい上半身であった

3位
彦坂陽子

2名が飛び抜けており、3位となったが
ベテランは健在である、フィジークのポーズにも対応出来ており
見せ方の差で3位獲得

4位
木村和美

先月の健康美にも出場していた選手
前回に比べると、少し余裕が出たかな、と思うが
表情、ポーズもぎこちなく、やはり経験は大切か
良く鍛えられた身体なので、ポーズとステージングを練習し
来年、進化を見せて欲しい。


男子 by小田敏郎

■ミスター愛知 (from:小田 敏郎)
 エントリー27名決勝進出12名
 一週間前(8/16)に東海大会が行われ、数多くの選手が2週連続出場となり、
 調整失敗で、今大会のレベルは若干落ちるのではないかと個人的には心配していましたが、
 そんな心配をよそに、むしろ、より良い仕上がりで今大会に挑んだ選手が多かった。そのため、
 ハイレベルな戦いになった。 東海大会と愛知クラス別で表彰台に登った実力者が決勝進出を飾った。
















今回の講評には、選手それぞれ、過去10年間のミスター愛知の結果を添付させていただきました。

 添付する意味は各選手に自分の実績を見つめ直して欲しいからです。
 『見える化』することで、自分が一所懸命頑張った1年間を下記の三つに分析し、
 振り返ることが大切だと考えるからです。

 1. 成績UP!
 2. 現状維持
 3. 成績Down!
 
 ボディビルは常に進化しなければいけないスポーツ。

 上記の3つのどれに当てはまるか、選手個人個人が振り返ってほしい。
 まず、1と2に当てはまる方は、この先、1つでも自分の弱点を改善し良い成績へとつなげて欲しい。
 3に当てはまる方は現状で満足せず、より高い目標に挑める様に継続しましょう。

 最後にボーダーラインの選手へ、
 決勝進出まであと一歩。
 来年、確実に決勝残れるよう、この悔しい想いをバネに1年間頑張ってください。



1位 20 平野 貴己
 (2012年4位、2013年6位)

 今年度の東海大会オーバーオール優勝者。
 デビュー戦から課題としていた『仕上がり』。今回は、ひと皮剥けてハードに仕上がることが出来たのが大きい。
 存在感、重量感、ステージングも優勝者にはふさわしかった。
 この先、全国大会に挑むには、大胸筋の改善と広がるポーズを最大限に修正するのは不可欠。


2位 14 細江 俊郎
 (2005年6位、2006年4位、2007年6位、2010年8位、2011年5位、2012・13年3位、2014年2位)
 今年度の東海大会70キロ級、2位の実績。

 2週間連続で惜しくも優勝を逃した。
 存在感、重量感、素晴らしい仕上がりが細江選手の持ち味。毎年、外さないことが素晴らしい。
 ポーズをとると身体が小さくなる癖が、今回勝敗を分けたと思います。
 ポージングの改善が望ましい。


3位 8 加藤 伸久
 1995年東海大会の優勝者。

 20年ぶりミスター愛知に姿を見せた加藤選手はオーラ、仕上がりそしてステージングはさすがです。
 フリーポーズはゲストポーザー並みに多くの観客を魅了した。
 全体的にもう少し厚みがほしい。


4位 5 小林 計成
 (2013年7位、2014年4位)
 今年度の東海大会65キロ級の優勝者。

 東海大会より身体の張りを若干取り戻せたのですが、今大会にピークを合わせることができなかったのが残念。
 ラインナップでは誰よりも目立つのだが、比較するにつれ、悪い癖のポージングにより、身体が小さくなり順位が下がってくる。
 表彰台に登る為の条件:ポージングの改善。
 強化が必要な部位:下腿三頭筋、前腕、大胸筋(特に上部)、脊柱起立筋(下部、大臀筋)


5位 25 甲村 隆一郎
 (2014年5位)

 今年度の東海大会75キロ級、3位の実績。
 愛知クラス別より、仕上がりが進み、筋肉の張りと存在感は素晴らしかった。
 優勝してもおかしくないのですが、比較するにつれ弱点が目立った。
 今後の課題は下半身(特に下腿三頭筋)、前腕そして首を強化すること。


6位 26 長井 俊雄
 (2010年5位、2013年9位)
 今年度の東海大会75キロ超級、4位の実績。
 長身のわりに細さを感じさせないバルクと誰よりも厚いミッドセクションが長井選手の持ち味。
 東海大会に続き、バックポーズの下半身と脊柱起立筋(下部)の力が抜けること、
 フロント・ダブル・バイセップスの背中が小さくなる癖を修正することが今後の課題。


7位 16 馬渕 祐輔
 (2007年7位、2008年3位、2009・10年2位、2011年4位)

 実力的にはいつでも優勝できると感じますが、バルクがあるにも関わらず存在感が非常に薄い。
 もう少しアグレッシブにステージに立てば良いでしょう。
 今後の課題はポージングをもっと大きくとること。


8位 7 箱岩 学
 (2005年9位、2006年7位、2008・10年9位、2011年12位)

 仕上がりとカットは素晴らしいですが、上位陣と比較になるとやはり筋量不足が目立った。
 全体的にバルクアップが今後の課題。


9位 1 彦坂 篤徳
 (2012年10位、2014年7位)

 .1週間前の東海大会より仕上がりは良くなったが、もう少しハードな仕上がりが望ましい。
 1次ピックアップは非常に浮腫んでいると感じましたが、順位づけでは水が抜けたせいか、
 本来のポテンシャルが発揮された。
 今後の課題は、やはり『きちんと』仕上げること。


10位 19 多治見 聡
 (2006・07年9位、2008年5位、2009年9位、2012年8位、2013年12位、2014年3位)

 今年度の東海大会70キロ級、5位の実績。
 東海大会ではソフトな仕上がりでしたが、やはり1週間できちんと仕上げるのは不可能。
 今大会もソフトな状態で挑むこととなった。
 プロポーション、バルクそしてポージングにはまとまりがあるが、絞りが課題。


11位 17 久野 裕介
 今年度の愛知クラス別70キロ超級、2位の実績。

 プロポーションは素晴らしいが、重量感がまだ不足。
 腕、肩、下半身を改善すればトップ6には入れる実力がある。
 バックポーズの時、下半身の力が抜けることが気になった。


12位 9 千田 眞一郎
 本年度の愛知クラス別70キロ級の優勝者。

 ステージングは非常に落ち着いていて、安定したポージングの持ち主。
 愛知県の夏が東京より厳しいのか、身体は若干疲れていた様にも見えた。
 ハードな仕上がりで挑んでいれば上位に食い込んでいたと思います。


クラシック175cm超by工藤修平

+175


最も長身なクラスではありますが、今回は若い選手、経験の浅い選手が多く集まり奇しくも登竜門的な意味合いのカテゴリーとなってしまいました。

そんな中で優勝した大橋選手は、腹筋を含めとても美しい上半身の選手で頭一つ抜け出した感じでした。

この先、この美しさを活かしつつ更なるバルクアップを期待したいと思います。

その大橋選手に肉薄したのが2位の柴垣選手。

臀部にまでカットを刻む程 下半身のキレは見事でしたが、上半身のバルクの差で惜しくも優勝を逃してしまいました。

大橋選手同様、来年以降が楽しみな選手です。

3位 内藤選手

まだまだ仕上がり途上でしたが、フロントダブルバイセップスのシルエットがとても良く感じました。

180㎝を越える長身でのこのダブルバイは ちょっと良い物を見せて貰ったという感じでした。

4位以降の選手は一様に仕上がりの甘さを感じました。

確かに長身でこの競技を続ける事は大変な事も多いと思いますが、来年以降まずはしっかり身体を仕上げて大会に出場する事を目指して欲しいと思います。

クラシック175cm以下by工藤修平

-175級




優勝は清水達也選手

かなりハイレベルなベンチプレッサーという事もあり上半身、特に大胸筋の盛り上がりは見事でした。

しかも、そういう選手にありがちな上体に下半身が追い付いて無いという事も無く、脚も前面バック共にきっちりカットを出せており 素晴らしかったです。

しかし、敢えて苦言を言わせて貰うとポージングがあまり良く無く、正直その迫力ある身体を活かしきれて無い部分を感じました。

次回は規定、フリーともに改善して是非とも一般の部での活躍を期待したいと思います。

2位 児山選手

実に12年ぶりの大会出場という事もあり前回の愛知クラス別では思わぬ苦戦となりましたが、実力者らしく今回はかなり戻して来ました。

特に長所の独特な肩の張り出しは見事で、ベストポーザーに値するフリーポーズも健在で、個人的に私自身とても嬉しく感じました。

来年以降更に凄い児山選手の復活の続きを期待したいと思います。

3位 冨川選手

年々良くなって来ていると思います。

特に肩から胸に掛けて上半身の筋密度とバスキュラティは見事で毎回目を奪われます。

その反面、背中下部から臀部、ハムストリングに掛けてややフラット気味に感じますが、今回はそれ以上に大きさを感じました。

4位 河合選手

昨年に比べると今年は、かなり仕上がりに苦労しているなと感じました。

特にバックポースは愛知クラス別、東海となかなか改善されて来ず本人もかなり歯痒い思いなのではないでしょうか?

それでも見事な盛り上がりの二頭筋は健在でとても大きく感じました。

来年以降更の奮起に期待したいと思います。

5位 大平選手

今回モーストポピュラー賞を受賞しましたが、とても気合い溢れるポージングでした。

ただ毎度の事ながら、若干その気合いが空回りする傾向を感じました。

特に規定ポーズはこのオフしっかり練習し直して欲しいと思います。

例年の事ながら仕上がりは安定して良かったと思います。

6位  田ノ岡選手

とてもスケールがあり、綺麗なプロポーションの選手ですが、全体的にまだまだ仕上がりが甘く感じました。

クラシック171cm以下 by工藤修平

−171級





このクラスは当初、新鋭久野選手とベテラン山田選手の一騎打ちを予測しておりましたが、今回、連戦の疲れからか山田選手の仕上がりがあまり良くなく、久野選手の優勝となりました。


その久野選手ですが、先月の愛知クラス別の時より更に絞れて来てはいましたが、正直もう一絞り欲しいと思いました。

特に脚全面のカットがあまり出ておらず勿体無く感じました。

それでも、とても魅力的な筋肉のフォルムは見事で来年以降の活躍更に期待したいと思います。

その久野選手に激しく迫ったのが2位の藤枝選手。


今回久しぶりの大会出場となりましたが、とても密度がありドライな筋肉をしており、かなり見応えのがある選手でした。

フリーポーズもとても洗練されておりとても楽しみな選手が戻って来たと思います。

さて、本来優勝候補の一角だった山田選手ですが、今回はあまり仕上がりが良い状態ではなく かなり苦戦を強いられてたと思います。


それでも誰もが口を揃えて言う程、とてもバランスの良い身体をしており次戦以降の奮起を期待したいと思います。

惜しくも表彰台を逃しましたが、4位の鈴木選手はこのクラスでは一番の厳しい仕上がりだったと思います。

言う程簡単では無いと思いますが、この先コツコツと筋量を増して行って欲しいと思います。

5位 舩井選手

とても肩幅があり背中の広がりも良く密度のある上体でしたが、規定、フリー共にポージングがあまり良く無くかなり損をしていたと思います。
特にダブルバイは極端に肩が上がり過ぎており早急に改善して欲しいと思います。

6位 渡久地選手

フロントポーズとは別人の様なハードなバックポーズでした。

背中から絞れて行くタイプの選手なのでしょうか?

バック同様フロントが仕上がって来たらかなり楽しみだと思います。

クラシック165・168cm by工藤修平

165.168以下級

2クラス併合となったこのクラスは、似た様なタイプの選手が多く、更に多人数という事もあり一番の激戦区となりました。




その中で優勝したのは風間選手。

元々まとまりのある選手でしたが、この一年間でかなりインプールしたと思います。
とても見応えのある身体でした。

昨年までフロント、バックともにタブルバイセップスで多少肩が上がる癖がありましたが、その辺も改善されており 努力の跡を感じました。

来年以降の活躍がとても楽しみな選手です。

2位 岡田選手

とても素晴らしい仕上がりでした。

本人の談によると愛知クラス別の時より2キロ程体重が増えたそうですが、その分張りも良く 更にとても絞れて見えました。お見事です。

3位 清水選手

愛知クラス別から先週の東海マスターズ、更に今週まで ずっと好調をキープ出来てるようです。

それどころか見る度に良くなって来ており、日頃の節制を思うと頭が下がる思いです。

もう少しポーズをじっくり取れれば更に良くなると感じました。

4位 平田選手

昨年も指摘しましたが、アウトラインの美しさ、フリーポーズの巧みさはこのクラス一番でした。

しかし、まだ仕上がりが追い付いておらず、少し勿体無い気がしました。

そんな中、今回、弱点だった腹筋がかなり改善されて来ており、努力の跡が伝わって来ました。引き続き頑張って欲しいと思います。

5位 三輪選手

今回、ラインナップの段階でかなり強烈に目に飛び込んで来た選手の1人です。

小柄ながらも密度のある身体をしており、とてもまとまって見えました。

あとはアブドミラルアンドサイで上手く腹筋をコントロール出来れば更に良くなると思います。

6位 川村選手

例年になくよく絞れており焼き込みも充分で、とても肌ツヤ良く感じました。

70kg超 by小田敏郎

■70キロ超

 エントリー10名
 20代の選手が多く、決勝に残ったのは勢いがあるだけではなく、昨年に比べてサイズ感が増していることは確実だ。
 しかし、体重を残すことにこだわったことで、ソフトな仕上がりが目立ったのは残念。







1位 78 甲村 隆一朗

 フリーポーズは昨年と違って、落ち着いたポージングへと改善出来ことは進化の証。
 サイズも若干増えたように見えたが、ミスター愛知までに、まだあと一絞りは必要。
 下半身が課題。特に下腿三頭筋の強化が望ましい。


2位 75 久野 裕介

 昨年のクラシック大会よりハードな仕上がりとバランスは良くなったのですが、やはり重量級になってくるとバルクは不可欠。
 一回り大きくなればクラス別だけではなくてオーバーオールでも十分活躍できるプロポーションです。


3位 83 鈴木 博之

 2013年全日本学生大会で見事に3位に輝いた鈴木選手は、今回、一般で通用できたことは大きな自信になったでしょう。
 チャレンジクラスとダブルエントリーで、このクラスのフリーポーズは若干力を抜いているように感じた。
 上半身の強化で愛知の新世代を作り上げてくれるとに期待します。



4位 82 前原 一詞

 長身であるにも関わらず細く感じさせないのが前原選手の持ち味。
 昨年に続いて今大会も不調に感じた。
 ポーズの改善、もう少しハードな仕上がり、そして日焼けによりダメージを受ける肌のケアが出来たら花が開くに違いない。



5位 77 小池 晋也

 昨年から順位は落ちましたが、けして身体が退化しているわけではないと思います。
 昨年より筋量が増えた分、密度が不足しているように見えます。
 今が踏ん張りどころ、この時期を抜ければ結果は付いてくるでしょう。


6位 79 冨川 信二

 昨年から階級を上げて決勝に残ったのは見事ですが、調整が間に合っていないせいか、
 非常にソフトな仕上がりでした。次回はハードな仕上がりで挑んでほしい。

70kg以下 by 小田敏郎

■70キロ以下級

 エントリー10名
 この階級になってくると重量感とバルクのある選手が目を引く。
 全体的にハードは仕上がりが多かった為、レベルの高い階級で観客は盛り上がった。








1位 66 千田 眞一郎

 東京都から愛知県に引っ越してきたバルク派選手。
 さすがにレベルの高いコンテストに出場していただけあり規定ポーズは安定感がありました。
 フリーポーズでは自分の身体をアピール出来る「魅せるポーズ」を理解しているように感じます。
 若干気になったのは、下半身に力が上手く入っていなかったこと。本大会に出場した選手達は、
 彼の様なステージングを見習うと良いでしょう。
 あと一絞りすればミスター愛知の優勝候補にあげても過言ではないと思います。


2位 67 モンサレベ・エクトル

 チャレンジクラスの優勝者であり、あと一歩で二階級制覇でした。
 上半身は非常に発達しているが、下半身は細すぎるように見えた。
 新しいカテゴリーの男子フィジークでは理想的な身体ですがボディービルでは改善が必須。
 次の大会までにはポージンクの改善、日焼けをもう少しすることを期待しています。



3位 69 山田 高史

 ハードな仕上がり、ポージンクの改善が毎年、毎年の課題。残念ながら今大会も調整が間に合わず、
 チャレンジクラスの優勝者に力及ばず。
 ミスター愛知までにベテランの意地を見せてほしいところです。



4位 70 小野田 寛

 ハードな仕上がり、肌の艶、フリーポーズは非常に良かった。
 昨年より一つ順位を上げたが、もっと上に行くにはサイズを増やさないと行けない。
 特に腕を改善してほしい。



5位 65 伊藤 謙治

 昨年から一つ階級を上げて決勝に残ったのは進化し続けている証拠。
 しかし、上位選手と比べるとやはりバルク不足でした。


6位 74 柴垣 拓也

 この階級で一番仕上がりがハードな選手。
 20代で大殿筋がここまでキレるのは珍しい。
 プロポーション派であり、筋量を増やすのが課題。
 将来が非常に楽しみだと感じました。

65以下 by 小田敏郎

■65キロ以下級

 エントリー14名
 プロポーションの良い選手が多かった。とともにこの階級に出場した選手達には非常に癖のあるポージングが目立った。









1位 51 彦坂 篤徳

 東海大会の常連である彦坂選手はベテランらしい安定のあるポージンクでこの階級を制覇。
 バルクはこの階級で一番だったが、平年より仕上がりが若干ソフトに感じた。
 ポテンシャルは高いため、ぜひとも全国大会でその力を発揮してほしい。


2位 55 西川 勝登

 この階級では一番ハードな仕上がりでしたが、1位の彦坂選手にはバルクおよばず。
 ミッドセクションを過剰にアピールしていたせいか、ポースが小さくなり、筋量不足が目立っていた。
 身体全身の力が抜けない、大きくみせるポーズへと改善すれば良いでしょう。



3位 53 風間 義則

 昨年より落ち着いたポージングで自分の身体をちゃんとアピール出来るように改善出来たと感じました。
 もうひと絞りすればもっと上の順位になった可能性はありました。
  大殿筋、ハムストリングスの仕上がりが今後の課題。



4位 57 渡久地 和昭

 背中の密度はこの階級で一番と言っても過言ではない。
 スタミナ不足か、緊張による過剰な力を入れていたせいでポーズをとればとるほど身体が小さくなってくる癖がある。
 下半身全体の密度、ポージングのスタミナ、大きく広げるポーズ、ステージングの改善が出来れば、
 クラス別だけでなくオーバーオールでも通用出来ると感じます。



5位 56 松永 栄司

 ややソフトな仕上がり、線が細いため、存在感が薄く感じました。
 ポージングはあまり気になるところはないのですが、この先にはバルクアップが課題でしょう。



6位 58 船井 丈嗣

 上半身、特に肩周りは素晴らしく発達しているため、優れたアウトラインです。
 自分の身体をまだ理解していないせいか、ポーズをとると小さくなってしまう。
 さらに下半身に力を上手く入れられないと感じました。下半身のマッスルコントロールとポージングの改善が必須。

60kg以下 by小田敏郎

■愛知クラス別 (from:小田 敏郎)

 今年は20代の選手が12名もエントリーしたことで、
 観客の多くは新鮮な気持ちで大会を観戦したことであろう。
 世代交代の始まりであり、レベルアップした大会と言っても過言ではないと思う。
 しかし、さらなる大会全体のレベルアップを考えたとき、大きく別けて以下の二つの点を選手には伝えたい。

 一点目に、《ポージング》がいかに、大切かを自覚してほしいと強く思う。
  規定ポースだけではなくてフリーポーズもちゃんと評価されていることを忘れないでほしい。

 二点目は、午前中(予選)と午後(決勝)の選手の身体は非常に(悪い方向に)大きく変化していたことである。
  具体的に言うと、予選では、パンプアップを全力で行ったことによりコンディションは抜群。
  しかし午後になると浮腫みが発生し、加えてパンプアップ不足、そして昼食の食べ過ぎで
  お腹が膨らんでいることが多かった。

  決勝のフリーポーズが終了するまで審査は終わっていない。したがって最後まで身体の
  コンディションを維持できるように意識することが必要。しいては、表彰式が終わるまで
  大会は終わっていないため、魅力ある身体を最後までに保ってほしい。

 以上の二点を選手には意識してほしいと思った。


■クラス別60キロ以下級

 エントリー15名
 この階級は本大会で一番ハードな仕上がりでの戦いでした。
 また、計量級でありながらそれを感じさせないのが一番の魅力でした。
 ベテラン勢が多い中、20代の新世代選手が決勝に残ったのが注目を浴びた。







1位 40 加納 勉

 今年の日本クラス別に出場し、一皮剥けたように見えた。さらに大ベテランらしい、安定したポージングでした。
 もっと上のレベル大会に通用する為にはバルクアップ、ミッドセクションのハードな仕上がりと
 多少クセのあるポージングを改善することが必要。



2位 48 久保山 実

 昨年から順位をひとつ上げたが、優勝するにはもう少しバルクを増やす必要がある。
 仕上がりとアウトラインは良いが、ポーズをとると身体が縮むとともに
 下半身の力が抜けてしまう癖がある。
 全身の力が抜けない、広げるポースへと改善してほしい。


3位 41 榑林 明

 仕上がりはこの階級で一番と言ってもいいでしょう。
 ポージングでは自分の体をちゃんとアピール出来ていたが、やはりバルク不足で上位2名には及ばなかった。
 下半身の内転筋群、大殿筋が付けばもっと迫力ある身体になるでしょう。


4位 42 平田 光男

 昨年と同順位の平田選手は素晴らしいプロポーションの持ち主。
 ソフトな仕上がりが要因であるため、きっちりと仕上げれば優勝の可能性は十分にある。


5位 45 中村 大輝

 若干24歳でこの階級の決勝に残ったのは素晴らしい。
 もう少しバルク、特に首回りと内転筋を付ければ存在感が増すだろう。
 自分の身体をきちんとアピールできるポージングを学べばもっと上の順位に
 なっていたかもしれない。
 非常に期待できる選手だと感じる。


6位 39 清水 識

 他の選手と比べると仕上がりが若干ソフトに見えた。
 筋密度を増やし、自分の体をアピールできるポージングを学べばもっと上の順位を狙える。

ミス健康美愛知オープン by 水野文江

水野文江

9名のエントリーから、予選を経て
6名が決勝進出









1位 川島選手
アウトラインが美しくポージングも安定していました。「継続は力なり」ですね!頭上に輝くティアラ、とても感動的でした。



2位 和田選手
自信に満ちた笑顔でステージングも華やかでした。
少し線が細いか‥



3位 大岩選手
よく鍛えられたに身体に女性らしさもあり良かった。
裸足でのパフォーマンスにやや下半身のあまさが見えた。



4位 彦坂選手
完成されたボディラインは見事でした。ポージングに課題が。



5位 小池選手
健康的でプロポーションも美しい。少し仕上がり不足でした。



6位 川村選手
色白なのが不利でしょうか?
明るくて可愛らし選手。下半身のラインが綺麗。

チャレンジクラス by 細江俊朗

チャレンジクラス講評      細江俊朗

2015年のチャレンジクラスは、総勢35名(内2名欠場)33名での戦いであった。
予備ピックアップ、ピックアップ、予選審査、決勝と審査員泣かせの中、特に目を惹いたのが9番のモンサン・エクトル選手、33番の鈴木博之選手であった。次に4番の渡邉巧規選手と5番の伊藤卓人選手と13番の船井丈嗣選手と山下公平選手が続く予想になった。








1位のモンサン・エクトル選手
バルクもあり特に肩から腕にかけては他の選手を圧倒していた。若干切れに甘さがあったがポージングも良く目を惹く選手。



2位の鈴木博之選手
高身長であるがバランス、切れは抜群で今後に期待持てる選手である。バルクに関しては高身長選手の為、細く見えがちであるので更にバルクを付けたら良いと思う。



3位の渡邉巧規選手
24歳と若くバランスも良くポージングも良かった。バルクを付けると優勝も狙える選手。



4位の伊藤卓人選手
伊藤選手も若く、今後に期待持てるがもう少し張りと切れが欲しかった。



5位の船井丈嗣選手
年齢を感じさせない絞りでポージングも無難にこなしていた。



6位の山下公平選手
バランスは良いが、もっと張りとバルクを付けたら上位を狙える選手である。





7位 
村松良一


8位 鈴木稔基


9位 河村雅仁


10位 古山敦史


11位出口峻祐


12位 原田陵太

ミス健康美東海オープン トールクラス 井上裕章

続いて、トールクラス









1位 川島選手
   この接戦を制したのは川島選手。ステージ上で一番背中が仕上がっていて綺麗だった。




2位 和田選手
   肩幅もあり、ポージングも上手い。フリーポーズは表現力があり舞台を見ているようだった。




3位 近藤選手
   笑顔がいい。身体はまだ発展途上だが、ステージでは存在感があった。




4位 大岩選手 
   女性らしいしぐさが印象に残った。又、背中も綺麗に仕上がっていた。





5位 神谷選手
   焼き込まれた肌、アウトラインはこれぞ健康美。ただ、他の選手に比べると甘かった。





6位 マレシアノ選手
   腰の位置が高くスタイルがすごく良かった。髪型も似合っていた。仕上げたら面白い存在だ。





7位 平選手
   初挑戦にしては堂々としていて良かった。来年も是非、挑戦していただきたい。


ミス健康美東海オープン ショートクラス 井上裕章

さて、今回の東海健康美はショート、トールの2クラスで行われた

ショートクラス   講評 井上裕章(静岡県)








1位 中村選手
   表情、仕上がり、ポージングどれをとっても隙がなく、ミス21健康美での活躍を期待。





2位 勝亦選手
   鍛え込まれたアウトラインが目立ったが、甘かった。仕上げられれば面白い存在に。





3位 彦坂選手
   最年少での参加。鍛えられた身体、肩幅などアウトラインが良い。ポージングを改善すればこれからが一番楽しみだ。




4位 小池選手
   元気な笑顔が印象的。活き活き楽しんでいて良 かった。





5位 川村選手
   女性らしさ、表情が良い。来年、もう少し鍛えて出場してもらいたい。





6位 木村選手
   鍛えられた身体が良かった。健康美を勉強しコスチューム、ヘアーメイクを変えれば上位にいけるはずだ。

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