愛知男子

40名のエントリーで激戦が予想された愛知男子
2ピックアップをへて12名に絞るのもかなり苦労したと思う。
上位6名にスポットしてみよう

優勝 細江俊郎
去年の惜しい2位から念願のタイトル、何と言っても、年齢を感じさせない身体には感心する。
去年程の張りは無かったが、安定した仕上がりで、弱点を巧くカバーしていた。


2位 越仮正敏

今年は、良く仕上げていた、トップを狙うには、高身長なので、この仕上がりで筋量を残さないといけない。脚の弱さも比べられると弱点となる。

3位 小林計成

バランスの良い身体である、例年より若干キレがなかった様に見えるが、それよりポーズがとぎれとぎれなのが気になる。

4位 馬場賢太郎

広がりのあるフォルムに身長に見合う筋量もある、背筋は下から広がる迫力あるバック、後は仕上がりであろう。

5位 中村和展

予選では、下半身とミドルセクションにキレが不足していた様に思う、充分上位の実力だが、ムラがある。

6位 中島雄太

僅かの差で6位獲得、丸みのあるアウトラインに下半身も良い、上を狙うには背中の広がりと胸の厚みが欲しいところだ。

愛知女子フィジーク

昨年から、女子はボディビルからフィジークに移行し、より女性らしい表現を求められる様になった。

今回は5名のエントリー

優勝 水野文江

ボディフィツトネスに出ているが、フィジークに初挑戦、ポージングにぎこちなさが合ったが、プロポーションと仕上がりで1位獲得、背中の広がりと仕上がりは抜群だった。

2位 青井郁佳

彼女もボディフィツトネスからの移行、もともと筋量はあるのだが、今回は仕上がりが甘かった、きっちり仕上げれば上位大会でも通用するだろう。

3位 木村和美

ステージングに慣れていない感じが出てしまう、もう少し経験が必要か。

4位 彦坂陽子

ベテランはそつなくポーズもこなし、調整もうまい
もう少し、規定でアピールしたい

5位 飯尾美知子

初挑戦の選手、大会に向けての仕上げ等、これから覚えて行きたい。

チャレンジクラス

出場者も多く、レベルも拮抗するこのカテゴリー
今回、ダントツで優勝した筈の並木が、選手登録のミスで失格するアクシデント
それぞれに課題を持って次のステップに進んでもらいたい。

優勝 桜山雅浩


2位 鵜川達輝


3位 中島佑介


4位 田端則之


5位 中島龍太郎


6位 大森秀人

クラシックby桃沢裕二

今回の大会は、予想を上回る参加者があり、それに伴い入場者数も過去最高になり
大盛況でした。
梅雨明け間近、会場は熱気に包まれ熱い戦いが繰り広げられた。
全体的に、初戦とあって焼きこみ不足のせいか、仕上がりが甘く感じられた。

愛知県クラシック165㎝以下級

彦坂:予選では本来の張りが無く、むくんだように見えた。
   規定の各ポーズでは、重量感があり、存在感を見せつけたのが勝因であろう。
   決勝では水が抜け、いつもの張りが出たように思う。


平田:アウトラインは素晴らしいものがある。ポーズも悪くないがハードさ・厚みが
   今後の課題だと思う。苦言を言うと、前年と比較すると伸び悩んでいる感じがする。

清水:例年に比べ、仕上がりが良かったように思う。各ポーズに癖があり表現できて
   いないのが残念だ。特に、サイドチェストでは、前に倒れ過ぎていて改善すべき
   点である。

中村:毎年、少しずつあるが各部位が改善されつつある。仕上がりもまずまずで
   ポーズもしっかりとれていたと思う。このままの調子で頑張ってもらいたい。

鎌倉:彼の長所であるアウトラインは、アピール出来ているのであるが、絞りにいつもの
   厳しさが無かった。比較に入ると弱点が目立ったように思う。

渡辺:バランスも良く絞りのポーズは迫力があった。ポーズもしっかりとれているので
   あるが、仕上がりが甘く色も白いように思う。






168㎝以下級
山田:今年は良いコンディションであった。以前は、下半身が弱く感じられたがバランス
   良く過去最高の仕上がりだと思う。学生出身という事もありポーズもしっかり
   とれている。


太田:ポーズも落ち着いていて、しっかりとれていて重量感がる。少しバックが弱く感じ
   られたのは、まだ仕上がっていないせいか?


伊藤(謙):毎年しっかり仕上げてきているが、絞りすぎ?のせいか少し張りが弱い感じ
      がした。ポーズが小さく見えたように思う。ポーズによっては足の力が
抜けるのが課題だ。



富岡:少しソフトなイメージがある。フリーは緊張したのか?流れが止まることがあった。
   規定ポーズをしっかり練習し表現できれば上位を狙えるだろう。

松永:ポーズの時、力みが感じられた。仕上がりが良かったのだがふりーでは、
下を向く癖が気になった。規定ポーズをもう一度見直してほしい。


伊藤(宅):プロポーションが良く、ポーズをとるとセパレートし、舞台映えする。
      仕上がりが増せば楽しみな選手である。




171㎝以下級
並木:失格

鈴木(望):彼の武器であるバックの仕上がりは、迫力があった。
      しかし、前面が少し元気が無いように見えた。ポーズを大きく見せたら
      良いと思う。


藤枝:前年は細く感じたが、今大会は良いコンディションだったと思う。
   彼も学生出身であり、フリーポーズもうまい。


山下:まずまずの仕上がりだったと思う。上体の割に足が弱く感じた。
   上体に劣らぬ下半身が課題だ。


出口:昨年よりも仕上がりが甘く感じました。
   少し細く見えるので、バルクアップ・仕上がりも彼の課題である。


渡久地:バックは迫力があるが、前面は元気が無い気がした。
    全体に張りが弱く下半身強化が彼の課題であろう。




175㎝以下級
河合:いつもより良い仕上がりでポーズも堂々としていた。しかし、まだ仕上がって
   いない感じがした。バックが少し弱く彼の今後の課題だと思う。勝利への気迫が
   伝わってきた。


小池:調整が遅れ気味ではあったが、長い手足を大きく使ってポーズをとるうまさがある。
   しっかり仕上げて再度挑戦してほしい。


工藤:仕上がりは、まずまずだったと思います。少し絞りすぎたのか?
   張りが弱く見えました。張りが戻ればタイトルも狙えると思います。


冨川:バスキュラティーがある選手ですが、少し張りが弱い感じがしました。
   規定ポーズをもう少し大きくみせる事ができれば良いと思いました。


吉村:色が白くソフトな感じがしました。もう少し絞りが必要ですね・・・。
   舞台の上で自分をアピールができると良いと思います。
   

森:線が細かったが仕上がりは良かったと思います。
  バルクアップが課題ですね。今後バルクアップして再度調整してください。




175㎝超級
前原:長身で、かなり重量感がある選手です。上体に比べ下半身がバルクが今後の
   課題です。体重にこだわらず、仕上がりにこだわって欲しいです。



鈴木(博):学生出身の選手でバルクが持ち味の選手です。上体に比べ下半身の仕上がり
      が弱く感じました。絞るポーズでは、胸の上部の盛り上がりが迫力があった。



内藤:昨年より仕上がりに進歩の跡が見られました。まだまだ荒削りではあるが、もっと
   上位を狙うには、更なる仕上がりが必要だと思います。


浅野:今大会盛り上げてくれた選手の一人です。仕上がりは甘く感じましたが、
張りも良く自分をアピール出来たと思います。


柴垣:売りの仕上がりの良さが今回は無かったと思います。
   いまいち順位が伸びなかったですね。
   線が細くなっても仕上げて再度挑戦してください。



古山:常に苦労している選手の一人である。決勝に残れた事は良いと思います。
   線が細く仕上がりに課題がありますが、上を目指し頑張って欲しいです。

   

ミス健康美愛知オープンby若園悦子

私、本日久しぶりの審査。緊張しまくりの1日でした。選手、スタッフの皆様お疲れ様でした。ミス健康美オープン参加もあり選手の皆さんの日々のトレーニングまた食事管理等の努力で審査基準でありますシェイプされた女性らしい健康美。素晴らしい!!
選手の皆様控室での表情とは別人のような自信を持っての規定ポーズやフリーポーズ。お見事でしたね。
優勝されました大岩選手おめでとうございます。特にフリー演技、満員の観客全員この日一番の盛り上がりでしたね。これからも、もっともっと盛り上げてくださいね。
選手の皆様本当にお疲れ様でした。若園


オープンの部
優勝 勝亦響子


2位 岡田美子


愛知
優勝 大岩典子


2位 和田美保


3位 小池英生


4位 本名友紀子


5位 平 恭子

マスターズ by細江俊郎

愛知マスターズクラス講評

2016年のマスターズクラスは、総勢14名での戦いで決勝進出は7名であった。
今年のマスターズは、第1回ミスター愛知40番、山崎義男選手が30年ぶりに復活71歳と思えない仕上がりで登場した。次に29年前ミスター愛知40番、高瀬恵造選手こちらは61歳。その他は常連が多く激戦が予想された。

予選審査、特に目を惹いたのが40番の山崎義男選手で下半身のバルクとカットは、他を圧倒していた。ポージングもベテランであり高評価。次に42番 濱田 真、39番 平田光男   43番 伊藤謙治、46番 富岡弘幸、46番 岡田昌通、36番 三輪信之が目立っていた。
結局、以上7名が決勝に残り順位が決められた。
決勝はやはり40番、山崎義男、42番 濱田 真、39番 平田光男43番 伊藤謙治次が目立ち審査委員の評価により最終的に40番、山崎義男選手が優勝となった。


1位 山崎義夫選手

脚のバルクとキレは他の選手を圧倒していた。若干上半身とのバランス差があるので改善が必要、しかしポージングはベテランで他との違いを見せ付けていた。

2位 濱田 真選手

バランス、切れが良く目を惹く選手である。もう少しバルクを付けたら優勝になっていた。

3位 平田光男選手

常連で毎年余り外さない選手であるバランスも良くポージングも良かったが、脚のキレがもう少しあれば優勝も狙える選手。

4位 伊藤謙治選手

伊藤選手は復活してから毎年出場しており外さない選手である。バランス、キレも無難であるが上位を狙うのであればもう少しハード面が必要。

5位 富岡弘幸選手

マスターズでは一番若く未だ、バルクや絞りは改善できる選手である。ポージングは無難にこなしていた。

6位 岡田昌通選手

バランスとキレで勝負する選手であるが、今年は去年ほどのキレは見られず再度チャレンジしてもらいたい。

7位 高瀬恵造選手

ポージングはダントツに良かった。バランスも良かったが若干あまさがあり目立たなかった。来年も頑張って出場してもらいたい。
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