東海マスターズby 水野 直門

第21回 東海マスターズ選手権   by 水野 直門


近年のフィットネスブームもあり、今回東海マスターズの参加は37名と盛況であり、50歳以上、60-64歳、65歳以上と3クラスに分かれての戦いとなった。
マスターズ選手のレベルは年々上がっている印象で、トップレベルの選手は高齢であってもビルダーらしい体型を保っていたのが印象的であった。


50歳以上級
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優勝 櫻山 雅浩 選手
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ウェストが細く、全体のアウトラインが素晴らしい。筋量もあり全体的なキレや仕上がりも申し分なく、他の選手を圧倒していた。愛知の一般選手でもあるが、今後マスターズ選手としての活躍を期待したい。

2位 山田 高史 選手
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愛知の一般選手であり、筋量もありアウトラインも良いが、仕上がりがやや甘く、優勝を逃した。今後は、もっとハードな仕上がりに期待したい。

3位 平 昌伸 選手
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特に筋量があるというわけではないが、バランスが良く、ハードな仕上がりで表彰台となった。

4位 平田 光男 選手
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アウトラインは良く、筋量もあるが、全体的にやや甘い仕上がりであった。仕上がり次第ではもっと上位を狙える選手であると感じた。

5位 原田 邦弘 選手
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特に筋量があるわけではなく、キレも感じられなかったが、バランスは良く、入賞圏内となった
6位 紀平 充孝 選手
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まだまだ全体的にバルク不足が目立つが、きちんとした仕上がりてあり、入賞圏内となった。


60-64歳級
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優勝 小田 勝 選手
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バルキーではないが、筋量、バランス、仕上がりが良く、60歳を超えても、ビルダーらしい体型を維持しているのは流石である。また肌のつやも良く、一般選手と遜色ないところは素晴らしい。マスターズ選手としての活躍を期待したい。

2位 山口 義浩 選手
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キレが良く、仕上がりもハードで良かったが、筋量不足がやや目立つ印象であった。

3位 鈴木 洋一 選手
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選手として、本当に久々の復活で表彰台となった。筋量はそれなりにあるが、仕上がりの甘さが目立った。

4位 楠名 圭治 選手
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全体の線が細く、バルク不足は否めないが、キレがあり、とても良い仕上がりであった。

5位 岡田 昌道 選手
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筋量がある訳ではなく、仕上がりも甘い印象であった。もう少しハードな仕上がりを期待したい。

6位 風間 敏明 
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予選は通過したものの、5位の選手と同様の印象であり、仕上がりの甘さが目立つ。選手としては、もう少しきちんと仕上げたいところである。


65歳以上級
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優勝 日高 孝和 選手
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筋量もあり、仕上がりも良く、この年齢でビルダーらしい体型を維持しているのは、見事と言わざるを得ない。全日本でも活躍出来るのではないかと思わせる印象であった。

2位 森 吉孝 選手
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筋量もあり、仕上がりもよく、日高選手と優勝を争った。ウェストが太く感じ、アウトラインにやや難があるが、この年齢を考えるとやはり見事であると言わざるを得ない。日高選手と同様に、全日本でも活躍出来るのではないかと思わせる印象であった。

3位 四元 雄二 選手
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上位に比べ筋量は少なく目立たなかったが、年齢を考えると仕上がりは出来ていると感じた。

4位 島村 淳哉 選手
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上位に比べ筋量は少なく、また仕上がりの甘さが目立った。もう少し仕上がりを意識して、上位を目指したいところである。

5位 仲川 慶樹 選手
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全体的に線が細く、バルク不足は否めないが、キレは抜群で、特に脚のカットが目を引いた。

6位 井上 暢晴 選手
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島村選手と同様に、仕上がりの甘さが目立った。試合に出る以上はもう少し仕上がりを意識したいところである。

愛知県メンズフィジーク+176cmby佐伯伊都企

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176cm超級

1位 細野 涼太
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今大会においてトップクラスのハードな仕上がりとミッドセクションの強さが際立った。
ウォーキングとポージングが若干もたついていたので全国で戦うためにももっとスムーズ且つシンプルに出来るようさらに改善して欲しい。

2位 廣田 歩
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腹筋のセパレージョンが大きく綺麗でミッドセクションが非常に強い選手。
広背筋の広がりが若干弱いためにVシェイプが目立たないので今後はもっとVシェイプが強調出来るよう広がりを強化して欲しい。

3位 西 弘裕
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筋量が多くポージングも安定していた。
ミッドセクションが強いために若干絞りが甘くてもきちんと腹筋のセパレージョンは見えていたが全国で戦うためにももっとハードな仕上がりを期待したい。

4位 梅本 和希
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筋量もありバランスも良くポージングも自然で安定していた。
ただ、ミッドセクションが若干弱かったためこの部分が強化されればさらに上の順位が狙えるだろう。

5位 浅野 真
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胸板は厚くウエストが細いバランスの取れた綺麗なフィジーク体型の選手。
今後はミッドセクションの強化とポージングの時に腰が入り若干曲がって見えるのでポージングの改善を是非とも来シーズンの課題として取り組んで頂きたい。

6位 宮島 裕二
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骨格も大きく背中の広がりが目立つ選手。
肩の丸みと胸部の厚みが若干弱いのでこの部分が改善されれば非常に楽しみな選手である。

愛知県メンズフィジーク-176cmby佐伯伊都企

176cm以下級
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1位 野中 聡
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筋量もバランスも仕上がりも本当に素晴らしい選手。
強いて言うのであればポージングの際に肩周りに若干硬さを感じたのと、もっと笑顔が自然に出せるようになるとより一層素晴らしくなる。

2位 堀田 例志

1762
肩の丸みやVシェイプなどアウトラインは全クラスのなかでもトップクラスで素晴らしかった。
ただ、若干仕上がりが甘くミッドセクションが弱かったので次回ハードな仕上がりに期待したい。
きちんと絞り上げれば間違いなく全国で戦える逸材である。

3位 栗林 健太
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厚い胸板に細いウエストで非常にバランスのとれた選手。
絞りが若干甘くそしてミッドセクションが弱かったので更なる上をめざすためにこの辺りの改善に取り組んでもらいたい。

4位 ミズタニ マイケル
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全クラスの中で1、2を争うほどハードな仕上がりだった。
ウエストも細くバランスも素晴らしかったがハードに仕上げすぎてしまったのか若干のバルクダウンが否めなかった。今後はその辺りの調整がポイントになってくるであろう。

5位 國井 鉱治
1765

筋量もあり一つ一つのパーツも大きかった。
肩の丸みが若干弱いのと広背筋の広がりをポージングでもっとうまく改善出来ればさらに上位を狙えるだろう。

6位 杉浦 義文
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ポージングもうまくバックポーズでも背中の厚みを充分感じ取ることが出来た。
ただ、ミッドセクションが若干弱いので来シーズンに向けての課題として是非とも取り組んで頂きたい。

愛知県メンズフィジーク-172cmby佐伯伊都企


172cm以下級
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1位 日比野 祐士

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胸板も厚く肩幅も広いバルキー型の選手。
決してウエストは細い方ではないが胸部や広背筋を鍛え込みきちんとカバーしている。
もっとハードに仕上げてミッドセクションをより一層強化すれば全国でも充分に戦える逸材である。

2位 小崎 翔平
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ミッドセクションや肩の丸みが非常に目立ち、そして綺麗なアウトラインをしている。
1位の日比野選手と拮抗しており決勝ラウンドで大接戦の末順位が逆転してしまったが、胸部の厚みをつければ全国でも戦える体をしているので今後の更なる進化に期待したい。

3位 石田 敬明
1723
ミッドセクションもきちんと仕上がっておりバランスの取れた選手。
ただ、肩の張り出しがうまく出来ていないなどポージングに若干課題が見受けられたのでその辺りを改善すればもっと上の順位を狙える。

4位 木村 隆太郎
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筋量もありバランスの取れた選手。
フィジークにはかかせない笑顔やボードショーツのチョイスなどトータルパッケージは素晴らしかった。
ただ、若干ウエストが太く見えるので細く見せるために肩の丸みと広背筋をさらに鍛え上げればVシェイプがより一層際立つので今後の課題にして欲しい。

5位 腰 晴喜
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ウエストが非常に細くVシェイプが際立った選手。
ポージングの時に肩をすくめてしまいがちなのでその辺りの改善とミッドセクションの更なる強化、そして全体的に若干線が細く見えるので今後のサイズアップにも期待したい。

6位 飯塚 卓邦
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胸部だけでなく腹筋の一つ一つも大きく胸部から腹筋にかけてのバランスがとても良かった。
ただ、若干肩の丸みの弱さとポージングによりなで肩に見えてしまった点がもったいなかった。今後はその辺りの改善に期待したい。

愛知県メンズフィジーク-168cmby佐伯伊都企

愛知県メンズフィジークとしては初となる第1回大会にもかかわらず62名もの選手が参加する大きな大会となった。
10代~50代の選手が同じステージに立つ姿は本当に素晴らしく、また、愛知県のメンズフィジークのレベルの高さを感じられる大会でもあった。
第1回目にして若手だけでなくベテラン勢も奮闘し各クラスで様々なドラマが生まれたが、来年は今年よりも参加選手が増えより一層レベルの高い大会になると予想される。



168cm以下級

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1位 石原 大雅

1681

非常にバルキー且つハードな仕上がりでミッドセクションも強く今後も期待出来る若手選手。
ポージングの時に若干腰が入り曲がった感じに見えるのでその辺りをきちんと修正し全国の舞台でも活躍して欲しい。

2位 水野 雄希
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ウエストが細い上に胸板も厚く非常にバランスの取れた綺麗なフィジーク体型をしている。
ミッドセクションを強化すればさらに強みが増し今後の活躍も期待出来る。

3位 薗田 真
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非常にバルキーでウエストも細く綺麗なアウトラインをしている。
ただ、若干絞りが甘くせっかくの綺麗な並びで一つ一つ大きな腹筋も目立たなくなってしまっているので今後は是非ともハードな仕上がりに期待したい。

4位 加藤 聖
1684
アウトラインも綺麗でバランスの取れた選手。
ただ、腹筋が抜ける時間が多かったことや若干ポージングが不安定だったので今後はその辺りを是非とも改善して欲しい。

5位 石井 良季
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胸部から上腕にかけて非常に厚みのある選手。
絞りが甘いためにミッドセクションの弱さが目立ってしまった。お腹周りのストリエーションを出せるくらい絞れるようになればかなり上位に食い込めると思うので次回の調整に期待したい。

6位 伊藤 正
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年齢を感じさせないほどの質感で仕上がりは素晴らしい。
ポージングに硬さやぎこちなさがあるためもっとスムーズにポージングがこなせるようになるともっと上の順位を狙えるだろう。

愛知県女子フィジークby廣田ゆみ

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1位 福井広美選手

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規程ポーズが丁寧にしっかりとれていて、初出場とは思えないほど落ち着いて見えました。線は細いですが、しっかりシェイプされていて各筋肉を意識しながらも力みすぎず女性らしい動きのフリーポーズでした。

2位 木村和美選手

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5年目に入り、出場選手の中ではベテランになってきました。1位との差は表現力であったと思います。表情や指先まで神経を使い、ポージングに磨きをかけてほしいと思います。

3位 小池英生選手

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一番女性らしい筋肉を感じ持ちながら、筋肉のセパレーションが出せずもったいなさを感じます。本人もわかっていますが、フロントとバックのダブルバイセップスで肩を狭めてしまう癖は、何とかして克服してほしいと思います。

4位 彦坂陽子選手

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毎年大会にチャレンジする姿には頭が下がります。今回もしっかりシェイプした体でポージングもそつなくこなしていましたが、筋肉の動きや張りが感じられず、いつもの元気さが伝わって来なかったのが残念でした。

5位 喜多村章子選手

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昨年ビキニに初参戦し、今年はフィジークにも挑戦してきました。筋量は出場者中一番ですが、トップとボトムのバランスが悪すぎるので折角の筋肉が評価されませんでした。今後は体のバランス改善を目標に頑張ってほしいと思います。

6位 布目元子選手

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60代後半になってからチャレンジする姿には勇気をもらえる人が多いと思います。身体を改善するには、若い人の何十倍も時間と努力が必要ですが、わずかな進歩を楽しみに取り組んでほしいと思います。

愛知男子by本昭浩


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優勝 増田晋策・・・全身ストリエーションの嵐で、特に臀部からハムストリングのカットは素晴らしかった!ただそれだけに、肩や胸、背中上半身の筋肉が下半身に追いついていない、ミスター愛知には物足り無い。今回の優勝におごらず、更なるバルクアップを目指して全国で戦える身体作りに励んで下さい。

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2位 横山幸廣・・・小柄ながら非常にバルキーで、重量感があり、特に脚の筋量が素晴らしい。今後は、肩、胸の筋肉を付けて、メリハリのしっかりした上半身を付けて下さい。


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 3位 伊藤智也・・・肩、脚の筋量があり、全体のバルクは申し分なし。しかし、例年通り仕上がりが甘く、ポーズも癖があり、このままでは今回の成績が最高位となるだろう。優勝狙うなら、ポージング改善と、一発絞り混むこと。


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 4位 久野祐介・・・肩、胸、背中、脚と全てに筋肉が発達したバランスタイプ。しかし、お粗末なポージングと予選落ちレベルの仕上がりでとても優勝戦線に入れるレベルに無い。今後はオフの過ごし方を改め、ポージングの練習に励んで下さい。

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 5位 前原一詞・・・大きなフレームに負けないしっかりした上半身のバルクがあり、非常にダイナミックなポージングで一躍目を引いた。今後は上半身に負けない脚の筋量をつけることと、まだまだ甘い仕上がりを改善してください。

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 6位 大橋麻人・・・長身ながら上半身も下半身もしっかり鍛え込んだバランスタイプ。カットが乏しく、ポーズをとっても代わり映えしない。力を入れた時に筋肉の表情が変わるようなしっかり密度の高い筋肉を付けて下さい。

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 7位 甲村隆一郎・・・上半身のバルク、バランス、かっこ良さが備わり脚も大分負けない筋肉がついた。何故予選を突破できたかわからない仕上がりは本人が一番解っていると思いますので、ミスター愛知5位になった頃の仕上がりを思い出して奮起してください。

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 8位 藤枝幸司・・・表情にポージングが上手く、ポーズを取れば取るほど実力が発揮された。筋量、仕上がりも平凡で可もなく不可もなくと言った印象。トレーニングを見直し、もっと密度の高い筋肉を付けて下さい。


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 9位 越仮正敏・・・長身に、バランス良く筋肉を付けて例年激しい仕上がりで優勝争いに入っていた。今年は脚のカットが全く無く、早々優勝争いから後退してしまった。3年前の仕上がりを思い出してもう一度、優勝のチャンスを掴んで下さい。

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 10位 櫻山雅浩・・・3年連続激しい仕上がりで、今年は表彰台を期待したが、筋肉の張りが無く、極端に細さを感じた。バルクダウンしているようなので、もう一度、高重量を使ったトレーニングで出直して下さい。

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 11位 辻本稜貴・・・仕上がり上々でポージングにやる気がみなぎり同点審査を勝ち取った。バランス良く筋肉が発達していますが、まだまだ細いので、今回の入賞を励みに、オーバーオールで戦える筋肉を付けて下さい。 

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 12位 山田ケネジアレックス・・・筋量は凄まじい。昨年の2位は素晴らしかった。今年は脚にカットが入らない仕上がりと、勝負をあきらめたポージングで、仕方のない順位となった。筋量があるので、今年のチャンピオンのような仕上がりをしたらすぐに優勝する実力がありますから頑張って絞り込んで下さい。

ビキニフィットネス by大岩典子

ビキニフィットネスは、トレーニングによって鍛えられたボディラインに加え、ウォーキングやポージングでの女性らしさの表現が評価されます。ハイヒールでの身のこなしはかなり練習が必要で、見るとすぐわかってしまう厳しさもあります。今回の大会では、規定ポーズをもっと練習すると良くなるのに!と思う選手が何名か見受けられました。選手の皆さん、今後の大会に向けさらに磨きをかけ最高の自分が出せるよう頑張ってください。 

<ショートクラス>
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1位 本田有希子さん
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美しいウォーキングと個性あるメイクで自分の良さをよくアピールできていたと思います。バランスのとれたプロポーション、特にヒップラインが美しいと感じました。ポージングを安定させるとさらによくなるでしょう。

2位 中澤友佳さん
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なめらかなウォーキングとよく鍛えられた脚。上体を豊かにすればさらにメリハリが増すと思います。緊張していたのか少し表情が硬かったので次回はぜひ笑顔を!

3位 木全奈由さん
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笑顔がチャーミング!プロポーション抜群、ポージングも無駄な動きがなく美しかったです。課題はシェイプ?

4位 山﨑彩加さん
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明るい表情と女性らしさのある身のこなしが印象的でした。フロントポーズでVシェイプが出せるともっとよくなるでしょう。

5位 加藤由美さん
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スレンダーで手脚が長く終始笑顔でした。ポージングに硬さがあるので改善を。

6位 小林千明さん
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無駄な動きがなく笑顔が可愛く、よく鍛えられたボディでした。ウォーキングやポージングの練習でさらによくなるでしょう。

<トールクラス>
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1位 山本静華さん
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ウォーキングポージングはよく練習され、自信に満ちた表情と身のこなしが印象的でした。鍛えられたボディ!ヒップから脚のライン、背中が綺麗でした。アウトラインの強化でさらに良くなるでしょう。

2位 神村翠さん
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女性らしさのある優雅なポージングとボディラインが美しかったです。フロントポーズの研究を。

3位 北村真紀子さん
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なめらかな動きで魅せ方がとても素敵でした。少し表情が硬いのは緊張していたせいでしょうか。

4位 森有紀さん
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体の線は細いのですが、バランスよくエレガントな身のこなしが良かったです。

5位 宇佐美百華さん
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バックポーズでの背中がよく鍛えられていて綺麗でした。もっと笑顔で!

6位 石黒裕美さん
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無駄が動きがないところが良かったです。もっと正確なポージングになるよう研究、練習を。

クラシック+175cmby工藤修平

175cm超級
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この階級を制したのは弱冠21才の高橋洋介選手。
非常に丸みを帯びた筋肉をしておりバルクも兼ね備え更にアウトライン的にも充実し、まさに大器という印象でした。
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まだ仕上がりに余力を感じましたが、年齢的にそこまで求めるべきかは賛否の別れる所だと思います。

2
位 田端選手
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仕上がり、筋密度と優勝者を凌いでいる部分もありましたが今一歩及ばずの印象でした。
ただ年々進歩して来てるので引き続き頑張って欲しいと思います。

3
位 廣澤選手
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とてもスケールのある選手ですが、昨年は満ち溢れた闘志がポーズに反映して やや力みがちに感じました。
しかし今年は随分と解消され非常に落ち着いて見えました。
肩、胸に大きさと立体感を感じました。

4
位 太田選手
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昨年同様の厳しい仕上がりでしたがやや張りが弱く見え、その分評価を落とす結果となりました。
しかしフリーポーズは相変わらず見事で今年も全選手の締めをきっちり果たしてくれました。

5
位 野嵜選手
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ダブルエントリーのチャレンジクラスでのアクシデントにも負けず最後まで素晴らしい笑顔で戦い抜いた彼に心から敬意を表します。

身体の方も下半身の充実は素晴らしく目を見張る物がありました。

6
位 小林選手
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長身選手故の線の細さを感じましたが、仕上がり、肌の色艶ともに良く、ベテラン勢を押し退け見事にクラシック初入賞を果たしました。
このままコツコツとバルクアップを果たして行って欲しいです。

クラシック-175cmby工藤修平

175cm以下級

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1
位 鈴木昌也選手
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フレーム全体に形の良い大胸筋、腹直筋をバランス良く詰め込み、更にそれをバキバキに乾燥させた様な質感がとても印象的でオイルチェックの時から目を引きました。

ステージに立ってもその印象は微塵も崩れる事なく堂々の優勝でした。
もう少し厚みが増せばさらに良くなると思います。

2
位 黒木選手
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アウトラインに優れ筋量的には優勝者を凌いでいた部分もあったと思います。
若干余力を残す仕上がりでしたが持ち味を充分に発揮出来てたと思います。

3
位 日高選手
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下半身の充実ぶりが非常に目を引きました。
仕上がりも良かったのですが、もう少し上体の広がりが付けばと感じました。

4
位 山邊選手
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やや立体感に欠けて見えましたが広がりが有り、よく仕上がっていたと思います。ラットスプレットが非常に映えて見えました。

5
位 永江選手
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仕上がりは優勝者と比べても遜色のない程の厳しいものでしたが、全体的にバルク面でやや劣って見えました。
個人的には、もう少し上の評価でも良かった気がします。

6
位 出口選手
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相変わらずのステージ映えする身体で規定、フリーともにポージングも良かったけれど、全体的にまったりと水を含んだ様な仕上がりでした。次戦に期待です

クラシック-171cmby工藤修平

171cm以下級
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それぞれタイプの異なる上位陣のかなりハイレベルな戦いを制したのは辻本選手。
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昨年までのアウトラインの美しさ、完成度の高さをそのままにバルクが付き一回りの進化を感じました。

さらに基本、フリーともにポージングも実に洗練されており 隙のないステージングで強力なライバル陣を見事に抑え込みました。

2位金子選手
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モーストマスキュラー賞を受賞したみたいにこちらもこの1年でかなりの成長を感じ取れました。

特にバックポーズの充実ぶりは優勝者をも凌駕しており かなり肉薄していたと思います。

午後から張りが出て来て更に良くなりましたが、反面フリーポーズがやや雑になったのが残念でした。

3位 八木選手
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ステージに現れた瞬間、まるで漫画のキャラクターの様なメリハリのあるアウトラインに度肝を抜かれました。

比較が進むにつれ上位2選手に比べ徐々に水を開けられる形になりましたが、これから完成度が高まって行けば将来的にとても楽しみな逸材だと思います。

4位 山下選手
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やや焼き込み不足を感じました。上半身の充実は上位陣に負けて無かったと思います。
更に臀部からハムストリングに掛けてのキレもこの階級随一でした。
あとは脚前面にカットとバルクが付いてくれば更に上位に行けると思います。

5位 三浦選手
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アウトラインが映えもう少しバルクが付くとこのクラスを制した辻本選手に非常に似たタイプの選手になると思いました。
仕上がりもとても厳しかったと思います。

6位 角野選手
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非常に重量感のある選手です。
三角筋の張り出し等上体のメリハリが加われば更に良くなると思います。

クラシック-168cmby工藤修平

168cm以下級
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1位 野下選手。
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昨年は上半身は充実してるものの下半身に弱さを感じられましたが、今年はきっちり脚のカットを出せていました。

その脚ですが、バルク面でも充実して来れば、この先も楽しみだと思います。
仕上がり自体は良かったです。

2位 竹下選手。
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昨年よりも成長を感じましたが
やや仕上がり面で甘いという評価を受けたみたいです。

あと一絞りと肌の焼き込みが出来れば優勝してもおかしく無いと思います。

3位 久保山選手。
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上位と比較しても非常に重量感を感じましたが上半身の仕上がりに例年ほどの厳しさを感じられませんでした。

こちらもその辺りを改善出来ればこの階級で充分優勝出来るレベルの選手だと思います。

4位 中村選手
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遅めのデビューですがチャレンジクラスとのW入賞は見事でした。
形の良い腹直筋と広がりのある上半身が印象的でしたが厚みが付けば更に良くなると思います。

5位 柴田選手
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順位は足踏みですが昨年はベテラン選手並みの緊密度が印象的でした。
しかし今年はややそれが影を潜めていたみたいです。
昨年並みの筋肉の張りを取り戻せれば更に上の順位を目指せると思います。

6位 松永選手
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ここ2、3年やや停滞気味でしたが、今年は調子を取り戻しつつあるみたいです。
身体前面の質感がとても良く見えました。

クラシック-165cmby工藤修平

例年よりも半月程早い開催で全体的に各選手、仕上がりの遅れが心配されましたが蓋を開ければそんな心配も余所にどの階級もハイレベルな素晴らしい大会となりました。

また奇しくも殆どの階級で仕上がりの良い選手とやや仕上がりが甘いもののアウトラインやバランスの素晴らしい選手の1位、2位争いとなり、階級に寄ってその順位が入れ替わるという改めてこの競技の面白さを実感出来ました。

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さて165cm以下級ですが優勝したのは増田選手。

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まさにこの日一番の衝撃でした。
仕上がり、バルク、アウトラインとトータルバランスで他を圧倒しその上、下半身の充実ぶりでも群を抜いてました。

殆ど弱点らしい弱点も見当たらず愛知一般での活躍が非常に楽しみです。

一方、毎年この階級で圧倒的な強さを見せる彦坂選手。

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昨年に引き続き2位という結果でした。

時期的な物もあるのか今年もやや甘めの仕上がりでしたがこちらも八月の愛知一般では巻き返して来る事でしょう。

3位堤選手。

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ダブルエントリーのチャレンジクラスでも見事に優勝しそのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけてくれました。

特に人体解剖図を彷彿させる仕上がりの厳しさは見事で、更にバルクを増やして行けばこの先非常に楽しみな選手だと思いました。

4位はベテラン平田選手。

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毎回同じ事を書いて非常に申し訳ないのですが今年もアウトラインが素晴らしくポージング技術も巧みで、とてもステージ映えする平田選手であり、仕上がりがややソフトな平田選手でした。

それでも例年よりも大きさを感じられ、しっかりとした進化も感じ取れました。

5位近藤選手。

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デビュー2年目で最激戦とも言えるこの階級で2年連続の入賞は見事です。

去年よりも大きさを感じましたが、その分仕上がりが若干甘くなってる気がしました。

6位川村選手。

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クラス最年少ながら見事な入賞でした。
闘志溢れるなかにもきっちりとポージングも出来ており このままバルクを増やし更に上を目指して頑張って欲しいと思います。

チャレンジクラスby細江俊朗

2019年6月30日 細江 俊郎

チャレンジクラス講評
2019年のチャレンジクラスは、総勢40名(内2名欠場)38名での戦いとなった。
予備ピックアップ、ピックアップ、予選審査、決勝と激戦の中、特に目を惹いたのが26番のエイモス・ヤオ選手、8番の堤 祐人選手、37番の久具 英夫選手と続いて2番の二川 俊雄選手と15番の中村 達人選手と24番の日高 豪志選手であった。26番のエイモス・ヤオ選手は黒人特有の骨格が大きく筋肉のボリュームで圧倒、8番の堤 祐人選手は筋肉のキレに目を惹いた。新人ではなく一般でも通用するくらいの感じがあった。
又、今年度も審査員泣かせの大会であった。

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1位 堤 祐手人 選手

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バランスが良く筋肉の切れはバツグンでポージングも良く目を惹く選手で他を圧倒していた。もう少しバルクをつければ一般でも通用すると思う。

2位 久具 英夫 選手

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高身長であるがバランス、切れが良く、今後に期待持てる選手である。バルクに関しては高身長選手の為、細く見えがちであるので更にバルクを付けたら良いと思う。

3位 エイモス・ヤオ 選手

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チャレンジクラスでは一番目立った選手であったが、ポージングの練習不足により厳しい結果となった。ポージングによっては優勝も狙える選手である。

4位 二川 俊雄 選手

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身長が低い体形ではオーバーオールは目立ち難いが、上半身のバルクは圧倒していた。逆に脚のカットが出ておらず改善が必要。表彰台も狙える選手である。

5位 中村 達人 選手

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バランス、絞りが良く、ポージングも無難にこなしていたが、他の選手よりとびぬけた状態ではなかった。

6位 日高 豪志 選手

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脚のバルクと張りは凄い、もっと上半身にバルクを付けたら上位を狙える選手である。

7位 板倉俊介 選手
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キレとバランスが良い選手だが、上位を狙うにはもう少しバルクをつけた方が良い。

8位 札木 良 選手

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バランスの良い選手であるが、相当な減量をしたようで身体に余り張りがなく上半身は良いが下半身のカットを出すポージング練習をしたらもっと良くなる。

9位 備後 彰

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身長が高い分少し不利な選手であった、全体的に細く見えたので全体的にバルクが欲しい。

10位 加納 拓磨

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全体的にキレがあった、特に脚のキレは目を惹いたがもっと上半身にバルクをつけた方がバランスも良くなると思う。

11位 横江 輝龍

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バルク、バランスは良い選手であるが全体的にシボリがあまく見えた。もう少し頑張れば上位も狙える。

12位 野嵜 晃

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下半身のキレと表情に目を惹く選手である。もっと上半身のバルクをつけたら上位を
狙えると思われる。

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