65以下 by 小田敏郎

■65キロ以下級

 エントリー14名
 プロポーションの良い選手が多かった。とともにこの階級に出場した選手達には非常に癖のあるポージングが目立った。









1位 51 彦坂 篤徳

 東海大会の常連である彦坂選手はベテランらしい安定のあるポージンクでこの階級を制覇。
 バルクはこの階級で一番だったが、平年より仕上がりが若干ソフトに感じた。
 ポテンシャルは高いため、ぜひとも全国大会でその力を発揮してほしい。


2位 55 西川 勝登

 この階級では一番ハードな仕上がりでしたが、1位の彦坂選手にはバルクおよばず。
 ミッドセクションを過剰にアピールしていたせいか、ポースが小さくなり、筋量不足が目立っていた。
 身体全身の力が抜けない、大きくみせるポーズへと改善すれば良いでしょう。



3位 53 風間 義則

 昨年より落ち着いたポージングで自分の身体をちゃんとアピール出来るように改善出来たと感じました。
 もうひと絞りすればもっと上の順位になった可能性はありました。
  大殿筋、ハムストリングスの仕上がりが今後の課題。



4位 57 渡久地 和昭

 背中の密度はこの階級で一番と言っても過言ではない。
 スタミナ不足か、緊張による過剰な力を入れていたせいでポーズをとればとるほど身体が小さくなってくる癖がある。
 下半身全体の密度、ポージングのスタミナ、大きく広げるポーズ、ステージングの改善が出来れば、
 クラス別だけでなくオーバーオールでも通用出来ると感じます。



5位 56 松永 栄司

 ややソフトな仕上がり、線が細いため、存在感が薄く感じました。
 ポージングはあまり気になるところはないのですが、この先にはバルクアップが課題でしょう。



6位 58 船井 丈嗣

 上半身、特に肩周りは素晴らしく発達しているため、優れたアウトラインです。
 自分の身体をまだ理解していないせいか、ポーズをとると小さくなってしまう。
 さらに下半身に力を上手く入れられないと感じました。下半身のマッスルコントロールとポージングの改善が必須。

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