安藤 淑子選手 

安藤選手インタビュー
by西田 哲之



西田:今回は、愛知新人・マスターズ・クラス別のゲストに来ていただいてありがとうございました。
   今までに、こういったゲストの経験は何回くらいありますか?
安藤:今までに2回あります。ゲストって楽しいですが、結構緊張しますね~。
   やはり、健康美っていう競技を本当に理解してもらわなくっちゃ!という責任感もありますし…。
西田:そうですよね。安藤さんは実際07年に全国大会で優勝されてますし、今回8月には
   愛知で初の健康美大会が開催されることもあって、使命感ていうのもありますよね。
安藤:そうなんです。
   今回のゲストはそういった意味で楽しみにしてました。でも実は2週間前に39.2℃の熱が
   出てしまいまして、どうしようかと思いましたよ~。
西田:え~っ!マジですか?
   今は大丈夫なんですか?
安藤:ええ、今はいたって元気です。
西田:安心しました(ホッ)
   ところで、本題の健康美という競技について質問します。
   健康美という競技は、やはり基本的にウエイトトレーニングを行い、しなやかな筋肉を身につけ
   さらにその美しさをポージングで表現する訳ですが、安藤選手としてこの「表現力」について
   何か心がけている事はありますか?
安藤:はい、自分自身では、常に筋肉を緊張させるのではなく、身体の力を抜いて動きの中での
しなやかな動き表現できるように心がけています。
   筋を緊張させてポーズをとるボディビルとは、ポージングの仕方が違いますね。
西田:なるほど~。
   確かにボディビルは力入いりますからね。
   あと、安藤選手と言えば、一昨年ミス21健康美158cm超級で優勝されたときの身体の
   ラインの美しさが印象に残っていますが、もちろん前面のリラックスも最高ですが、特に
   バックラインが綺麗ですよね。
安藤:ありがとうございます。
   バックライン、ハムストリングスからヒップにかけて重点的にトレーニングしています。
   大腿部前面はほとんど何もトレーニングしてないと言ってもいいくらいです。
西田:そうなんですか。
   その脚線美を作るトレーニング種目を具体的に教えて下さい。
安藤:まずは、内転筋ですが、スミスマシンでのダックスクワットですね。両足を広げてハムとヒップに
   効かせます。あとは、スティッフレッグドデッドリフト。これもハムからヒップにかけて効果が
   あります。それぞれ軽い重量でしっかり効かせるのがポイントです。
   自分はボディビル出身という事もあり、以前は高重量も扱った経験もありますが、結構ケガとか
   してましたし。そういった意味で今は重量も違いますしトレーニング方法もボディビルとは
   異なった部分もありますね。
西田:もっと詳しく知りたいところですが、これから健康美を目指そうとする女性へのアドバイスとして
   これだけは伝えたいと言ったことはありますか?



安藤:そうですね。
   健康美は、ボディフィットネスなどと違って自由さがあります。
   たとえば、メイクや衣装、靴なども自分を表現するアイテムとして選ぶことが出来ます。
   確かに競技としての健康美ではありますが、文字通り健康で美しくなる為に普段から自分自身に
   気を使って、女性らしく…例えばバレエやジャズダンス、メイクの勉強もします。
なので、トータルで自分自身を磨き上げることにつながる競技だと思います。
西田:まさに一石二鳥…いや4鳥5鳥いっちゃいますね。
   健康美という大会を目標に、自分自身を磨く…。やはり目標があればこそですよね。
安藤:そうだと思います。
   なので、これから健康美を目指される方は、新しい自分に出会えるかも知れませんよ。
   頑張って下さい。
西田:なるほど~。
   健康美…。いいですね~。
   安藤選手に続く選手が愛知からもどんどん出てほしいですね、
   本日はゲスト、さらにABBFインタビュー、ありがとうございました。
安藤:どういたしまして!

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