田村宣丈&長瀬陽子by川島るみ

◎ゲスト・田村宜丈選手&長瀬陽子選手           ABBF・川島るみ


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8月の大会ゲストは、飛びきりの美男美女!にお越しいただきました。メンズフィジーク・田村宜丈選手とフィットネスビキニ・長瀬陽子選手です。
今回は東海大会と愛知県大会の2部構成。あわせてゲストポーズを2回とのお願いにも快く引き受けてくださったお二人でした。
まず田村選手のソロ、次に長瀬選手のソロ、アンコールはペア。途中、会場に降りたつサービスも。まるで映画のワンシーンのような情熱的なパフォーマンスに場内からは溜息と歓声が。
2回目も同じ内容の予定でしたが、「一度ご覧になった方々にも楽しんでいただけるように」と急遽構成を変更してくださり、観客を飽きさせない配慮が。
いつものゲストポーズとはまた違う雰囲気で、大いに盛り上げていただいたお二人にお話を伺っていきましょう。

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――SPORTEC CUP 昨年は田村選手が優勝、今年は長瀬選手が準優勝。しかも優勝者
安井友梨選手と1ポイント差と、大健闘でした。

田村「長瀬選手、やりがいはあった感じですよね」
長瀬「はい。どちらかというと、私の場合しぼれ過ぎてしまうタイプなのですが、それをおさえられ、上手く調整が出来た結果だと思います。」

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――それでは、お二人がトレーニングを始められたきっかけを教えていただけますか。

田村「私は、シュワルツェネッガーやスタローンのハリウッドのアクション映画を観て育った世代で、子供のころからああいう肉体に憧れがありました。20歳過ぎにロサンゼルスに留学しまして、トレーニングが身近な環境でしたので、せっかくだからと始めました。」

長瀬「ミセスワールド日本代表としてコンテストに出場した際、2週間世界大会の合宿があったのですが、その間欧米の代表者の方々は毎日スケジュールの合間をぬってジムに通っているんです。トレーニング、高タンパク低糖質の食事。胸筋を美しく、ウエストは細く、ヒップ位置は高く丸く・・・。それはいかに美しくドレスを着るかという為で、そういった努力をしていることがとてもセンセーショナルな出来事でした。そのようなところに刺激をうけて、始めました。」

――日本人の場合は単に細ければ良いという傾向がありますが、やはりメリハリのある身体が一番美しいですね。ところで、お二人のコンテスト出場のきっかけは?

田村「それまで目標もなくトレーニングは続けていましたが、2015年にベストボディというコンテストの存在を知り「あ!これだ」と。20年続けていたトレーニング歴を無駄にしない為に出場してみようと決意しました。」

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 ――トレーニング歴20年の集大成のような感じですね。

田村「そうですね。その後JBBFのメンズフィジークを知り、現在に至っています。」

長瀬「私も2015年のベストボディからです。当時ベストボディしか知らなかったのですが、その頃安井友梨選手が活躍され始めて、こんな綺麗な人が、しかも筋肉のついた素晴らしい身体。ミセスワールドの欧米代表者の方々を見た時と同じ衝撃を受けました。ああ、こういう競技もあるのかと思いJBBFのフィットネスビキニに挑戦してみようと。」

 ――田村選手、メンズフィジークの身体づくりのポイントは?

田村「メンズフィジークは、やはりウエストが細くないと上位には行けない競技です。細いウエストをキープすること。そこに尽きますね。トレーニングも細いウエストを更に細く見せる為、大きな肩、後背筋、特に上部ですね。あと大円筋を肥大させて、いわゆるVシェイプ、Yシェイプと言われている形に仕上げます。」
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――長瀬選手、下半身のトレーニングではどの部位を重視されていますか?

長瀬「私が始めた頃はお尻ブームの始まりだったので、お尻重視でしたが、現在JBBFが加盟しているエリートプロのリーグを観ると、フロントポーズの時の四頭筋の張り出しですよね。四頭筋、あと、お尻とハムのセパレートですね。高重量も扱うのですが、メンズフィジークと同じように、絶対にウエストは細いままにしておきたいので、丁寧に、注意して扱っています。」

 ――ビキニ競技も以前のように丸いやわらかい感じだけの身体ではなく、鍛えられた身体重視という方向になってきていますね。長瀬選手は細いウエストを保つためにトレーニング以外に普段から意識されていることはありますか?

長瀬「私は日中だけでなく、寝る時もウエストシェイパーをしています、ほぼ、20時間位。」

 ――なるほど。トレーニング以外にも日々の努力を怠らないのですね。

長瀬「それから田村選手と「V Shape」というボディメイクスタジオを運営しているのですが、その中のメニューでもある「ハイパーナイフ」という施術も受けています。」

田村「簡単にいうとセルライトや皮下脂肪を高周波で温めて分解し、リンパに沿って血中に流します。その後運動をすることにより老廃物が排出されます。より減量が加速される効果も期待できます。表面がパリッとしますし、むくみもとれます。選手の方々も試合前日に来られますね。」

長瀬「女性だけでなく、男性にもお勧めです。最近は施術を受けられる割合が、男性のほうが多いくらいです。」

――ところで、田村選手、フィジークは「爽やかな笑顔」もポイントが高いと思うのですが。

田村「そうですね、最初の頃は爽やかな笑顔だったんです。ステージ上でも緊張もしませんし。でもだんだんギラついてきて(笑)昨年のオールジャパンでは闘志が出すぎてしまったみたいで、大失敗です。」

長瀬「田村選手は、ステージ上では「勝ちにゆくぞ!」っていうのが出すぎちゃうようです。もっと自然体で、王者の風格を出すように指導されたみたいです(笑)」

 ――ボディビルですと、闘志が出た方が、気合が入っているなと思われるのですが、やはりメンズフィジークはあくまでも自然体な爽やかさが高ポイントなのですね。
長瀬選手は、は数々のコンテストに出場経験がおありなので、ステージングは慣れていらっしゃると思うのですが。

長瀬「私はとても緊張するタイプで大変です。田村選手と違って、勝ちにゆくって感じがなくて、もう後ろに後ろに(笑)後輩や、新人の子達には「並んだ時は誰よりも前に出て行くんだよ」ってアドバイスするのに、この前のSPORTEC CUPの映像を見たら隣の選手の後ろに完全に隠れてました(笑)」
 
――海外のコンテストでもご活躍の田村選手を始め、メンズフィジークで日本人が高評価な点は?

田村「基本的にアジア系男子は元々体幹が細い選手が多いのですが、ウエストの細さはフィジークでは有利に働いていると思います。身長が低目のカテゴリーですと、更に有利なのではないかと思います。」

――長瀬選手、4月のアジア大会はいかがでしたでしょうか。

長瀬「私は41歳なのですが、圧倒的に一番年上で(笑)やはり若年層中心競技なのだと。それからビキニ選手なのに、皆さんかなりマッスルでしたね。日本でいうところのボディフィットネスクラス並みの体型です。海外の大会ではアクシデントも多く、大変な思いもしましたが、自分の課題もわかり、実り多い大会でした。」

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――ところで、長瀬選手、肩の発達がすごいですよね。惚れ惚れします。

田村「どんどん肩が発達してるよね(笑)」

長瀬「ボディフィットネスかって(笑)アジアが終わっていろいろな課題に取り組んでいますが、肩はトレーナーについてもらっています。私に効果が見え始めたら田村選手も行き始めて(笑)最近はジムに行くと、会う人会う人に「長瀬さん大丈夫?ビキニでしょ!?」って。(笑)」
 
 ――もっとお話を伺いたいのですが、時間がまいりました。最後に、今期の目標をお聞かせ下さい。

田村「オールジャパンでは、まずカテゴリー優勝、そして昨年のリベンジ、オーバーオールを制したいです。」

長瀬「私もオールジャパンのカテゴリー優勝、そしてオーバーオールも獲りたいですね」

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 ――お二人のご活躍をお祈りしております。ありがとうございました。

【後記】
穏やかな口調で、爽やかな笑顔がまぶしすぎる田村選手。メンズフィジークの審査基準に、落ち着きと品の良さ、その人柄が観客に伝わり・・という要項があったと思いますが、そのお手本のような方。愛知県連盟スタッフの一人が言っていました。「田村選手の第一印象が悪いって言う人、まずいないよな」と。確かに。
そして、長瀬選手は全く気取りがなく親しみやすい方。インタビュー中も笑いが絶えませんでした。ビキニスターらしい、美しく華やかな雰囲気に加え、鍛え上げられた肉体には目を見張るものがありました。
今大会は出場選手が総勢160名余り。その為タイムテーブル通りに進まず、お二人を長時間お待たせしてしまい、申し訳ないことでした。また、終了時間もかなり押してしまったのですが、最後の最後までお付き合いいただきありがとうございました。

大脇朋香by川島るみ

◎ゲスト・大脇朋香選手               ABBF・川島るみ


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名古屋市出身、今や全国的に絶大な人気を誇る「安井友梨」選手の影響もあって、昨今大注目のフィットネスビキニ。今年から愛知県も新たにフィットネスビキニのカテゴリーを設けました。
そして昨年、地元愛知からまた一人フィットネスビキニ界にニューヒロイン誕生!
「180cm超えの美女」「驚異の9頭身」、7月大会ゲストはそんな規格外の異名を持つ「大脇朋香」選手です。
ゲストステージでは、情熱的な赤色のビキ二に身を包み、長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスをご披露くださいました。アンコールに応え、会場に降り立つと、抜群のプロポーションを目の当たりにした会場からは溜息が。「観客の方々に楽しんでいただけるように、また、いつも応援してくださる皆さんには感謝をこめてお披露目したい。」とゲストポーザーとしての思いを語られていた大脇選手。「朋香ワールド」全開のひと時でした。
さて、大脇選手がトレーニングを始められたきっかけが、元々トレーニングをしていた彼に勧められたからとのこと。いきなり男性ファンが嘆き悲しむ展開ですが、今の大脇選手があるのも、彼の一言のおかげだということでご理解を。
トレーニングによって、少しずつ身体が変わっていくことを実感し始め、もっと上を目指したいと思うようになった大脇選手。模索の結果、現在の所属である「エクサイズトレーニングスタジアム」の柏木三樹オーナーのパーソナルトレーニングを受けることに。  当初、大会出場までは考えていなかったそうですが、初めてコンテストを観戦した時「私もステージに立ってみたい!」と強く思うようになり、柏木オーナーに意思を伝え、2年計画で大会出場を目指されたそうです。
そして昨年、「東海フィットネスビキニ選手権大会」に初出場。見事、クラス別とオーバーオールの2冠を達成。
「実際に出場してみて、大会の流れや時間の過ごし方を学ぶことができました。同じジムのメンバーも出場しておりましたので、楽しくリラックス出来ました。何より、ステージに足を踏み入れ、ライトを浴びた時の気持ちよさに心がしびれたことを憶えています。また、優勝したことにより、インスタのフォロワーが増えたことに驚きました。周りの方々にも沢山祝福の言葉をいただき嬉しかったです。」初めてのコンテストの感想は、緊張するどころか、心から楽しめたという、彼女のメンタル強さが伝わって来ました。
続く「オールジャパンフィットネスビキニ選手権大会」では、35歳以下163cm超級で3位入賞。さすがに地方大会とは違う出場者数の多さ、レベルの違いを感じたそうですが、ここでも楽しくステージングが出来、大変刺激的な大会だったとのこと。
このカテゴリーは、女王・安井友梨選手をはじめとする強豪揃い。初出場3位は大健闘では?との問いに「成績については、もっと上を目指していたので正直少し悔しい思いがありました。しかし、その悔しさが、今年のトレーニングのモチベーションにつながっています。」と、競技者に不可欠な強靭な精神力と向上心を持ち合わせていると感じました。
オールジャパン出場後は、更にどこかの大会で成績を残したいと思い、今年4月アジア大会出場を決意。決勝には進めず、自分の筋量不足、絞りの甘さを痛感したものの、外国人選手のステージングの上手さを間近に感じられた初の海外参戦。これからの大脇選手にとって非常に意義のある経験になったようです。
身長に見合った筋量をつけ、完璧に仕上げることを目標としてきた今シーズン。「9月のオールジャパンには、「唯一無二のカラダ」に仕上げ、ベストな状態で臨みたいです。そして、またゲストポーズのお話をいただけるよう、頑張ります!」と締めくくってくださいました。
【後記】
当日は、選手より早い時間に到着の大脇選手。「気合十分で頑張ります!」と力強いお言葉。そして大会が始まった直後から舞台袖でコンテストを観戦。フィットネスビキニの選手達を姉のような温かい眼差しで見守り「頑張れ!」と応援。ゲストポーズ後は、表彰式のお手伝いまで、一日中フル稼働でした。単にゲストとしてだけでなく、一体となってコンテストを盛り上げようとしてくださっている姿勢に大感謝!
大脇選手はデビュー前に大会のお手伝いに来てくださったので、以前から存じあげていました。「フィットネスビキニに出すから」と柏木さんに紹介された時は、「おっきいねー。180cmもあるの!」と皆で驚いたことが、昨日のことのようです。しかし、昨年東海選手権での彼女は、原石は磨かれ、まぶしいほどの美しい光を放っていました。「あの朋香ちゃんが・・」と、非常に感慨深いものがありました。
「餃子が大好物なんです!シーズンが終わったら思いっきり食べたいです!」と屈託のない笑顔で話していた朋香ちゃん。さらに磨きがかかった今年、彼女がどこまで羽ばたくのか楽しみで仕方がありません。

大脇朋香選手プロフィール
▼生年月日/1986年7月3日(32歳)▼出身地/愛知県江南市
▼身長/180cm▼体重/65kg オフ・74kg▼血液型/O型
▼好きな食べ物/餃子▼趣味/音楽鑑賞(洋楽)
▼スポーツ歴/中高陸上(200m)・サーフィン

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山口 裕by加藤 武

2017年愛知県ボディビル、東海クラス別ボディビル選手権大会!



今回のゲストは、昨年ジャパンオープンで私の師匠である浅野喜久男選手を破り優勝!
勢いそのままに、続く日本選手権では堂々の6位入賞を果たした、今最も勢いのある選手の一人
山口祐選手です。

初めてお会いしましたが、服の上からでも判る肩幅と背中の広さに、やや圧倒されながらもインタビューさせていただきました。

加藤 以下(加)
まずトレーニングを始めた切っ掛けと、ボディビルを始めた切っ掛けを教えてください。

山口選手 以下(山)
はい、体操競技をやっていたんですけど、アキレス腱が切れて、そのリハビリとして始めました。
コンテストに出る切っ掛けは、大学を卒業して、体育館で練習していまして、そこのトレーナーに勧められて出場しました。

(加)
初めて大会に出場された年齢は幾つの時でしたか?

(山)
25歳の時です。

(加)
その時の成績はどうでしたか?

(山)
繰り上げ優勝でしたね(笑)
その時の一位の人の名前は公にできませんが(笑)

(加)
現在のトレーニングルーティンを教えてください。

(山)
脚、肩、胸、背中の四分割になります。

(加)
細かい部位はどこでやりますか?

(山)
腕は胸と背中の日に取り入れてます。

(加)
1番自信のある部位とかトレーニングを教えください。

(山)
背中と脚のトレーニングが自分では得意なのではないかなと思ってます。

(加)
オンとオフの食事やトレーニング内容の違いを教えください。

(山)
オンもオフもトレーニング内容、重量、回数共に変わらないですね。
食事もあまり変わらないですね。

(加)
普段から節制しているのですか?

(山)
そうですね、オフも体重が増えない様に、いつも痩せたいと思ってます(笑)
体重増えない様にしたいんですけど、やはりオフは1~2kgは増えてしまいますね。

(加)
では減量幅は1~2kgですね。

(山)
そうですね、水分調整も含めると2~3kgかな。

(加)
ではあまりジャンクとかは食べれないですね。

(山)
いや、食べますけど、その前後の食事で調節してます。

(加)
では次にビッグ3の使用重量を教えください。

(山)
ビッグ3はもう15年位やってないですね!

(加)
えっ!
ビッグ3やらないのですか


(山)
はい全くやりません。
僕の自慢はフリーウエイト無しでこの脚を造る事です!

(加)
では脚のメイン種目はレッグプレスですか?

(山)
はい。

(加)
因みにレッグプレスの使用重量は?

(山)
スクワットプレスになるんですけど、だいたい400~500kg位ですね。
回数は10回とか…。

(加)
背中はどんな種目をやられますか?

(山)
ハンマーのマシンが多いですね。

(加)
凄いですね、フリーウエイト無しでそれだけの身体が造れるんですね!

(山)
はい、そこらへん僕はトレーニングが上手なのかなと思ってます(笑)

(加)
そうですよね、なかなかフリーウエイト無しでそれだけの身体を造るのは難しいと思いますから。

ケガとかは無いですか?

(山)
そうですね、腰がもう…だいぶ…終わってますね(笑)

(加)
終わってるんですか!
では常に腰に負担かからない様にトレーニングされてるんですね。

最後に今後の目標を教えていただけますか?

(山)
全日本があるので上位入賞を目指して頑張ります。

(加)
ありがとうございました。


山口選手のパンプアップ中に今回東海オーバーオールを制した細江選手がやってきて山口選手と親しげに会話をされていました。

聞けば小沼さんのポージングスクールお二人共参加されていて、ボディビルに対する努力を常に欠かさないお二人でした!

細江選手もその努力が昨年の愛知、今年の東海と実を結んだと思います。

山口選手の今後の活躍を期待したいですね。


西島里紗by川島るみ

◎ゲスト・西島里紗(さおり)選手                 ABBF・川島るみ

猛暑の中、早朝から長蛇の列。今年も超満員御礼の7月大会は、この方をお目当てに来場された方も大勢いらっしゃいました。
今回のゲストは、2016年オールジャパン・ミスボディフィットネス163㎝以下級女王・「西島里紗(さおり)」選手。遠路、福岡からお越しいただきました。


まずはしっとりと、やわらかな雰囲気のフリーポーズで魅了。オレンジ色を基調としたウエアがとてもよく映えます。一転、司会の松尾幸作選手との軽妙なやりとりで会場を沸かせ、アンコールで客席に降り立つと、眼前の女王に観客のボルテージはマックスに。今期初戦を間近に控えた圧巻の仕上がりとパフォーマンスで、大いに盛り上げていただきました。
その後、表彰式のお手伝いをしていただいた時は、私服でのご登場。お洋服が大好きで、よくセレクトショップに行かれるという西島選手だけあって、この日も素敵な茶系のパンツスーツをお召しでした。おしゃれな服を着こなせるのも「おしゃれな身体」あってこそですね。




 さてそんな西島選手も、以前はご多分にもれず、楽してダイエットをすることばかり考えていたそうです。しかし「運動して健康的にやせることを実践してみよう」と一念発起、トレーニングをはじめたのが7年ほど前。そして2013年、コーチであるご主人のすすめで、西日本健康美出場を決意。それをきっかけに本格的なトレーニングを開始。ボディ・フィットネスの大会にも出場されるようになりますが、2014年までは予選突破も難しい状況が続きます。 
転機は2015年。「ジャパンオープン・ミスボディフィットネス10位入賞」、「オールジャパン・ミスボディフィットネス163㎝以下級4位入賞」が大きな自信となり、翌年への希望につながりました。
また、西島選手と同じカテゴリーで、同年大活躍された金子真紀子選手(2015年ジャパンオープン優勝、オールジャパン163㎝以下級優勝)の「素晴らしい肩」に強い刺激を受け、「やはりアウトラインを作るのに一番必要なパーツは肩。あの肩がほしい!」と一年間集中的にトレーニング。
その甲斐あって、2016年はまず「ジャパンオープン4位入賞」この成績についてご本人は「前年の10位より順位を上げることを目標としていたので大満足でした。これで来年は表彰台を狙えると感じました。」
そして迎えたオールジャパン。西島選手の163㎝以下級というカテゴリーは、近年特に出場選手が多く、毎回入賞することさえ困難な激戦区ですが、結果はご本人が一番驚かれたという「優勝!」一年間の努力が報われた瞬間でした。
西島選手は現在、福岡市早良区で、今年30年を迎える老舗ジム「BODY MAX GYM(ボディマックスジム)」をご主人と経営。またトレーナーとしてのお仕事もこなす多忙な日々を過ごされています。
ご主人は元JBBFのボディビルダーとして名をはせた西島範之さん。西島選手のコーチとしてトレーニングはもちろん、メンタル面でも日々支え続けていらっしゃいます。
「試合で結果を出すと、主人が喜んでくれることが、私のモチベーションにつながります。」とご主人への感謝の気持ちを語ってくださった西島選手。この優勝は、まさにご夫婦二人三脚で勝ち取った成果と言えるのではないでしょうか。



さて、追う立場から追われる立場、チャンピオンとしての今シーズン。試合が楽しみで仕方なかった昨年までとは違い、今年は正直プレッシャーで滅入る時もあったそうですが、今は乗り越え、自分を信じ、「連覇をするぞ!」という強い気持ちで臨みたいとのことでした。
今期は、まずは初戦の「SPORTEC CUP 2017」に勝つこと。そしてオールジャパン連覇という目標を掲げてくださいました。
西島選手のご活躍を心よりお祈り申し上げます。


【後記】
写真で拝見した西島選手はクールビューティーで、無口な印象だったのですが、実際お目にかかると、チャーミングな笑顔がとても素敵で、大変謙虚な方。インタビューやリハーサル時も常にお気遣いいただき助かりました。
引きも切らないファン一人一人にも丁寧に対応していただき、ここでも温かいお人柄がにじみ出ていました。
実は私、インタビュー中、西島選手のあの「肩と腕」に触らせていただいたのです。これはゲスト係の役得。完全にミーハー状態でした(笑)。

山野内里子by川島るみ

◎ゲスト・山野内里子選手             ABBF・川島るみ
 



愛知が誇る「絶対女王」8月ゲストは「山野内里子」選手です。
2012年以来、2度目の愛知大会ゲスト。前回は2011年日本女子ボディビル優勝、アジアチャンピオンとして、今回は2015年女子日本フィジーク女王としての凱旋です。
昨年、女子はボディビルからフィジークへ変更。アジアや世界大会に日本代表として出場し、実際に生のフィジークポーズを見ていた山野内選手ですが、ボディビルとはひとつひとつのポーズが異なっており、軸点の置き方から、指先の動きまで変えていく必要があったそうです。また、筋量だけでなく「女性らしさ」を表現することが強く要求されることになった点など、山野内選手をもってしても、かなりのご苦労があったとのこと。しかし、様々な重圧を撥ね退け、見事初代女子日本フィジークチャンピオンの栄誉に輝きました。

鍛え上げられた女性の筋肉というものは、これほどまでに美しいものなのかと、あらためて感じずにはいられない、観るもの全てを虜にしてしまう素晴らしいパフォーマンスをご披露いただきました。
また当日は、愛知女子と西日本女子フィジーク大会でもあり、舞台袖では、憧れの女王のポーズひとつひとつを、食い入るように見つめる選手達の姿が印象的でした。

 さて、競技生活10年以上の山野内選手、数ある大会の中で、今までで一番悔しい思いをしたのは、2010年のジャパンオープン2位。
愛知県で初めて開催されたジャパンオープンであり、愛知県代表として優勝をと意気込んでいただけに、この結果は大変悔しかったそうです。
その年の日本選手権では5位入賞を果たしましたが、自分ひとりのトレーニングに限界を感じ、パーソナルトレーナーとして高名な「本野卓士」氏に指導を受けるようになったところ、翌年ジャパンオープン優勝、そして念願の日本選手権優勝を果たします。
「悔しさをバネに」とはよく使われる言葉ですが、実行に移すこと、更に結果を出すことは非常に困難なことです。良き指導者との出会い、更なる頂点を目指したいという思いが強くなったこの時期が、山野内選手の転機でもあったようです。

 その後のご活躍は周知のとおりですが、最も印象に残った大会はオーバーオール優勝をおさめた「2014年スリランカでのアジア大会」
 日本代表として大変晴れがましい気持ちになったとのことですが、大会後、環境の違いからか体調を崩し、現地の病院に緊急入院という事態に。嬉しさと大変な思いで、忘れられない大会だったとのことです。

ボディビル時代より、トータルな美しさで定評のある山野内選手。中でも一番のこだわりは髪型。担当の美容師の方が、コスチュームやポーズ等全て把握されていて、毎回それに合うカラー、セットを研究してくださるとのこと。
また、コスチュームに関するこだわりは色で「金メダル」にあやかった「ゴールド」がラッキーカラー。今回ゲストポーズ時のコスチュームも勿論、光り輝くゴールドでした。

食事の面に関しては、ONでもOFFでも内容はあまり変わらず、バランス良く、とにかく沢山召しあがるそう。因みにOFF中に増えるのはスイーツ。ケーキをワンホール、軽く食べてしまいますとのこと。ビルダーは甘いもの好きな方が多いですが、山野内選手も例外ではないようです。

厳しいトレーニングの日常を癒す趣味は、映画(洋画・SFもの)を観て過ごされることが多いとのこと。また最近、特にはまっているのは、神社仏閣巡りだそうです。近場では、熱田神宮にふらっとお一人でお出かけになるそうで、静かな時間の中で心を落ち着けることが次への活力につながるようです。

ところで、最近他のカテゴリーへ参入される方も増えていらっしゃいますが、フィジーク以外のカテゴリーに出場してみたいというお考えはお持ちか伺ったところ、きっぱりと「ありません」とのお答え。「女性らしさを保ちながら筋量を増やし、フィジークで世界一を目指したいです。また常に最大の敵は自分自身だと考えています。モチベーションを維持するためには、人と比較するよりも、昨日の自分に少しでも勝ちたいという思いで、日々努力しています」と最後に締めくくっていただきました。

 さてこの後もゲスト出演が続き、お忙しい山野内選手ですが、今期は10月の日本選手権優勝、世界大会出場を目指されるとのこと。ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
                                          
【後記】
本番前でピリピリされているのではないかと思いきや、とても気さくな方で、質問にもひとつひとつ丁寧に対応いただき感謝の念に堪えません
今回傍らには、笑顔の素敵な山野内選手のお嬢さんも。実はお母様が競技を始めた頃は多感な年頃でもあり、全く受け入れられなかったとお話くださったことが信じられないほど、今では強力なサポーターとして全面的にバックアップ。山野内選手も何かと頼りにされているご様子で、とても素敵な親子関係がうかがえました。

私服姿の山野内選手、どちらかと言えば小柄で華奢な雰囲気、日本一のボディビルダーとは信じられません。しかし本番前、再び控室のドアを開けた瞬間、そこには確かに「女王・山野内」が立っていました。
その圧倒的なオーラに言葉が出ず、まさに「脱いだらスゴイ!」とはこの方の代名詞ではないでしょうか。
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