70kg以下 by 小田敏郎

■70キロ以下級

 エントリー10名
 この階級になってくると重量感とバルクのある選手が目を引く。
 全体的にハードは仕上がりが多かった為、レベルの高い階級で観客は盛り上がった。








1位 66 千田 眞一郎

 東京都から愛知県に引っ越してきたバルク派選手。
 さすがにレベルの高いコンテストに出場していただけあり規定ポーズは安定感がありました。
 フリーポーズでは自分の身体をアピール出来る「魅せるポーズ」を理解しているように感じます。
 若干気になったのは、下半身に力が上手く入っていなかったこと。本大会に出場した選手達は、
 彼の様なステージングを見習うと良いでしょう。
 あと一絞りすればミスター愛知の優勝候補にあげても過言ではないと思います。


2位 67 モンサレベ・エクトル

 チャレンジクラスの優勝者であり、あと一歩で二階級制覇でした。
 上半身は非常に発達しているが、下半身は細すぎるように見えた。
 新しいカテゴリーの男子フィジークでは理想的な身体ですがボディービルでは改善が必須。
 次の大会までにはポージンクの改善、日焼けをもう少しすることを期待しています。



3位 69 山田 高史

 ハードな仕上がり、ポージンクの改善が毎年、毎年の課題。残念ながら今大会も調整が間に合わず、
 チャレンジクラスの優勝者に力及ばず。
 ミスター愛知までにベテランの意地を見せてほしいところです。



4位 70 小野田 寛

 ハードな仕上がり、肌の艶、フリーポーズは非常に良かった。
 昨年より一つ順位を上げたが、もっと上に行くにはサイズを増やさないと行けない。
 特に腕を改善してほしい。



5位 65 伊藤 謙治

 昨年から一つ階級を上げて決勝に残ったのは進化し続けている証拠。
 しかし、上位選手と比べるとやはりバルク不足でした。


6位 74 柴垣 拓也

 この階級で一番仕上がりがハードな選手。
 20代で大殿筋がここまでキレるのは珍しい。
 プロポーション派であり、筋量を増やすのが課題。
 将来が非常に楽しみだと感じました。

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