東海フィットネスビキニ by廣田ゆみ
講評
東海フィットネスビキニ
フィットネスビキニは各階級4名、5名、4名と均等に集まりましたが、理想としては各階級10名前後の出場数を目指したいですね。来年は県大会に出場した選手全員が東海大会に集ってもらいたいものです。
158cm以下級
1位 水谷麻由選手
このクラスの中で一番女性らしいアウトラインが評価されました。さらに上を目指すためには鍛えこみ、さらに引き締まった身体づくりが必要です。
2位 堀尾亜衣選手
小柄ながら全体にバランスの取れたプロポーションが魅力です。よくシェイプされていますが、もう少し筋量をつけ、豊かさのあるボディラインを目指してほしいと思います。
3位 カワツロセメイレ選手
とてもお色気のある選手です。柔らかな動きが魅力的ですが、正面バックの時に肩を寄せてしまうので、広背筋を広げるトレーニングをすればグンと評価が上がります。
4位 星野利沙選手
三重県大会でのカラーリングが少し残っていて肌が汚くなってしまったのは気の毒でしたが、評価には影響はなかったと思います。課題はウォーキング、ポージングです。
自分の体を上手く表現しきれていないので惜しいと感じました。
163cm以下級
1位 山下春菜選手
7月の県大会でVシェイプの美しい選手という記憶が残っていましたが、今回もその持ち前のプロポーションはひときわ目立ちました。さらに鍛えこみ、オールジャパンでは少し身体に力強さをプラスさせて臨んでほしいと思います。
2位 北村真紀子選手
県大会では震えてぎこちない動きが記憶に残っていた選手ですが、今回はその心配は無く、安心して見ることができました。優勝を目指すには胸の上部や肩にもう少し豊かさがほしいところ。
3位 鈴木麻未選手
とても愛らしい笑顔の素敵な選手です。広い肩幅はVシェイプを強調する上でとても武器になります。今回は3位でしたが、ウエスト周りをハードに仕上げさらにシェイプアップ出来れば優勝を狙える逸材です。
4位 宇佐美由華選手
女性らしい柔らかな雰囲気を感じる選手です。県大会の時よりさらにシェイプアップし、確かな進歩が感じられました。表彰台に届かず悔しい思いをしたと思います。下半身を重点的に引き締めることが上位への道です。
5位 足立奈実子選手
7月よりは引き締まった感じですが、まだまだウエストラインが課題、。とにかく落としきることを目標に頑張りましょう。
163cm超級
1位 小島啓子選手
昨年初めて見た時は、細身ながら腹筋がしっかり見え、ハードに鍛えられた身体ゆえにビキニ選手らしからぬ印象があったのですが、今年は自分の体形を研究したうえで広背筋の広げ方、しなやかな動きを身に着け、努力の跡がとても感じられました。今年のオールジャパンも楽しみにしています。
2位 植松 舞選手
細身ながらもしなやかな動きが好印象でした。もう少し胸の上部、肩の筋肉を豊かにし、メリハリのある身体を作りを目指せば存在感が増すと思います。
3位 吉田知佳選手
前のめりの姿勢が気になりました。フィットネスビキニのフロント&バックスタンスは数年前に比べてより自然にまっすぐ立つのが基本です。姿勢の改善で評価が上がります。
4位 溝口順子選手
上半身は筋量アップ、下半身は引き締める努力が必要です。身体全体のバランス改善に努め、オフシーズンもウォーキングの練習をしていきましょう。
オーバーオール優勝
山下 春菜(中央)