70kg超 by小田敏郎

■70キロ超

 エントリー10名
 20代の選手が多く、決勝に残ったのは勢いがあるだけではなく、昨年に比べてサイズ感が増していることは確実だ。
 しかし、体重を残すことにこだわったことで、ソフトな仕上がりが目立ったのは残念。







1位 78 甲村 隆一朗

 フリーポーズは昨年と違って、落ち着いたポージングへと改善出来ことは進化の証。
 サイズも若干増えたように見えたが、ミスター愛知までに、まだあと一絞りは必要。
 下半身が課題。特に下腿三頭筋の強化が望ましい。


2位 75 久野 裕介

 昨年のクラシック大会よりハードな仕上がりとバランスは良くなったのですが、やはり重量級になってくるとバルクは不可欠。
 一回り大きくなればクラス別だけではなくてオーバーオールでも十分活躍できるプロポーションです。


3位 83 鈴木 博之

 2013年全日本学生大会で見事に3位に輝いた鈴木選手は、今回、一般で通用できたことは大きな自信になったでしょう。
 チャレンジクラスとダブルエントリーで、このクラスのフリーポーズは若干力を抜いているように感じた。
 上半身の強化で愛知の新世代を作り上げてくれるとに期待します。



4位 82 前原 一詞

 長身であるにも関わらず細く感じさせないのが前原選手の持ち味。
 昨年に続いて今大会も不調に感じた。
 ポーズの改善、もう少しハードな仕上がり、そして日焼けによりダメージを受ける肌のケアが出来たら花が開くに違いない。



5位 77 小池 晋也

 昨年から順位は落ちましたが、けして身体が退化しているわけではないと思います。
 昨年より筋量が増えた分、密度が不足しているように見えます。
 今が踏ん張りどころ、この時期を抜ければ結果は付いてくるでしょう。


6位 79 冨川 信二

 昨年から階級を上げて決勝に残ったのは見事ですが、調整が間に合っていないせいか、
 非常にソフトな仕上がりでした。次回はハードな仕上がりで挑んでほしい。
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